特許
J-GLOBAL ID:200903039604436043

摩擦車式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010487
公開番号(公開出願番号):特開平7-217716
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 摩擦車式無段変速機において、伝動中における摩擦車支持部材の変形によっても、これに同軸配置のサーボピストンが、ガイド孔と干渉することのないようにして、変速制御精度の低下を防止する。【構成】 軸線O3 周りに回転するパワーローラを支持したトラニオン4が、伝動中の力F2 により、リンク7,8との連節点5,6間において曲げ変形され、これに起因してサーボピストン9が傾斜しても、サーボピストン9と、これをガイドする孔13a,13b,14a,14bとの間のクリアランスを、球面継手6から遠いものほど大きくしたから、サーボピストン9がこれら孔と干渉せず、変速制御精度の低下を防止し得る。
請求項(抜粋):
同軸に対向配置した入出力ディスクと、これら入出力ディスク間で摩擦係合により動力の受渡しを行うよう、該入出力ディスクの回転軸線周りに配置された複数の摩擦車と、各摩擦車を回転自在に支持した摩擦車支持部材と、該摩擦車支持部材の隣合う端部同士を相互に、各摩擦車支持部材が摩擦車の回転軸線と直行する首振り軸線方向へ同期してストロークされるよう、球面継手を介して連結するリンクとを具え、前記摩擦車支持部材の一端に同軸に延設したサーボピストンにより前記摩擦車支持部材のストロークを行って前記摩擦車の首振り軸線周りの傾転を生起させ、変速を行うようにした摩擦車式無段変速機において、前記サーボピストンと、該サーボピストンをガイドする孔壁との間のクリアランスを、前記球面継手から遠去かるにつれて大きく設定したことを特徴とする摩擦車式無段変速機。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-295070
  • 特開平4-307152

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