特許
J-GLOBAL ID:200903039617018305

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056239
公開番号(公開出願番号):特開平9-242376
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 地震、交通振動に効果があり、且つ通常時の風揺れなどにも影響されない優れた免震、防振性能と、優れた耐久性を有する免震構造体を提供する。【解決手段】 上物12を支持する複合積層体16と基礎14との間に、粘弾性的性質を有する防振パッド18が配置された免震装置10であって、複合積層体16の内部に貫通する空孔28が設けられ、空孔28の中に弾性率1.5×105 kgf/cm2 以下の高分子材料からなる複数枚の摩擦板30が積層されており、防振パッド18は50%モジュラスが1.5〜3kgf/cm2 、25°Cにおける動的剪断弾性率Gが1.5〜3kgf/cm2 の特性を有する材料で形成される。摩擦板30は、空孔28の中に押込み力75kgfから350kgfで封入され、摩擦板30は、ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等やこれらをマトリックスとするFRPを1種あるいは2種以上組み合わせた材料からなることが好ましい。
請求項(抜粋):
上物と基礎との間に、上物を支持する複合積層体と粘弾性的性質を有する防振パッドが直列に配置された免震装置であって、該複合積層体は、その内部に貫通する空孔を設けられ、該空孔の中に弾性率1.5×105 kgf/cm2 以下の高分子材料からなる複数枚の摩擦板を積層してなる、ことを特徴とする免震装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/34 ,  E04B 1/36 ,  F16F 15/04
FI (4件):
E04H 9/02 331 A ,  E04B 1/34 H ,  E04B 1/36 C ,  F16F 15/04 A

前のページに戻る