特許
J-GLOBAL ID:200903039619782525

カルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341673
公開番号(公開出願番号):特開平10-179183
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 重硫酸アンモニウムなどの副生物を生成させることなく、カルボン酸を得る。【解決手段】 カルボン酸の製造方法は、(1)シアンヒドリン化合物などのニトリルを水和する能力を有する微生物又はその処理物をニトリルに作用させて、(a)少なくとも対応するアミドを生成させ、生成したアミドを塩基の存在下で加水分解して対応するカルボン酸の塩を生成させるか、又は(b)対応するカルボン酸の塩を生成させるカルボン酸塩生成工程と、(2)前記カルボン酸塩生成工程で生成したカルボン酸の塩を電気透析し、対応するカルボン酸と塩基とを生成させる電気透析工程とを含む。ニトリルを水和する能力を有する微生物には、パントエア属、ゴルドナ属に属する微生物などが含まれる。カルボン酸塩生成工程(1)で生成するアンモニアはニトリルの製造工程において窒素源として利用できる。
請求項(抜粋):
(1)ニトリルを水和する能力を有する微生物又はその処理物をニトリルに作用させて、(a)少なくとも対応するアミドを生成させ、生成したアミドを塩基の存在下で加水分解して対応するカルボン酸の塩を生成させるか、又は(b)対応するカルボン酸の塩を生成させるカルボン酸塩生成工程と、(2)前記カルボン酸塩生成工程で生成したカルボン酸の塩を電気透析し、対応するカルボン酸と塩基とを生成させる電気透析工程とを含むカルボン酸の製造方法。
IPC (3件):
C12P 7/40 ,  C12P 13/02 ,  C12R 1:01
FI (2件):
C12P 7/40 ,  C12P 13/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-040898
  • 特開平4-040898
  • α-ヒドロキシ-4-メチルチオ酪酸の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-318014   出願人:ダイセル化学工業株式会社
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