特許
J-GLOBAL ID:200903039621451820

液晶ポリエステル樹脂組成物フィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072736
公開番号(公開出願番号):特開平9-012744
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】高強度で、異方性が少なく、優れたガスバリア性を有し、しかも安価で成膜も容易な液晶ポリエステル樹脂組成物フィルムとその製造方法を提供する。【解決手段】(A)液晶ポリエステルおよび(B)熱可塑性樹脂を含有し、液晶ポリエステルが連続相で熱可塑性樹脂が分散相であり、4°C/分の昇温速度で加熱された樹脂を荷重100Kgf/cm2 のもとで内径1mm長さ10mmのノズルから押し出すときに溶融粘度が48000ポイズを示す温度(単位:°C)として定義される流動開始温度において、せん断速度100sec-1もしくは1000sec-1の少なくとも一方のせん断速度で測定した溶融粘度(粘度1)と、該流動開始温度より20°C高い温度において、流動開始温度での測定と同じせん断速度で測定した溶融粘度(粘度2)との比(粘度2/粘度1)の値が0.1〜0.7であり、該流動開始温度(FT1)と液晶ポリエステル(A)の流動開始温度(FT2)とが、下記の式(1)を満足する液晶ポリエステル樹脂組成物を、インフレーション成形して得られる液晶ポリエステル樹脂組成物フィルム、及び、該液晶ポリエステル樹脂組成物と、(C)液晶ポリエステル及び液晶ポリエステル樹脂組成物を除く熱可塑性樹脂とを、積層インフレーション成形して得られる液晶ポリエステル樹脂組成物フィルム、並びに、ブロー比が1.5〜15、MD延伸倍率が1.5〜40でインフレーション成形する上記の液晶ポリエステル樹脂組成物フィルムの製造方法。 FT1 > FT2 - 10 (1)
請求項(抜粋):
(A)液晶ポリエステルおよび(B)熱可塑性樹脂を含有し、液晶ポリエステルが連続相で熱可塑性樹脂が分散相であり、4°C/分の昇温速度で加熱された樹脂を荷重100Kgf/cm2 のもとで内径1mm長さ10mmのノズルから押し出すときに溶融粘度が48000ポイズを示す温度(単位:°C)として定義される流動開始温度において、せん断速度100sec-1もしくは1000sec-1の少なくとも一方のせん断速度で測定した溶融粘度(粘度1)と、該流動開始温度より20°C高い温度において、流動開始温度での測定と同じせん断速度で測定した溶融粘度(粘度2)との比(粘度2/粘度1)の値が0.1〜0.7であり、該流動開始温度(FT1)と液晶ポリエステル(A)の流動開始温度(FT2)とが、下記の式(1)を満足する液晶ポリエステル樹脂組成物を、インフレーション成形して得られることを特徴とする液晶ポリエステル樹脂組成物フィルム。 FT1 > FT2 - 10 (1)
IPC (7件):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/28 ,  C08L 67/00 LPC ,  C08L 67/00 ,  C08L 63:00 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00
FI (3件):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/28 ,  C08L 67/00 LPC
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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