特許
J-GLOBAL ID:200903039625405563

燃料混合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236575
公開番号(公開出願番号):特開平7-091317
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 混合を促進させ、圧力損失を抑えながら拡散領域を大きくすることができる、燃料混合装置を提供する。【構成】 互いに対向して配置されたエンジン壁面1Aの間に形成される気体流路中に置かれた燃料ストラット2と、該燃料ストラット2に形成された燃料噴射口とを含んでなる燃料混合装置において、燃料ストラット2が前記流路の流れ方向に平行な面で切った断面が前記気体の流れに対して凹面をなす凹面壁4をそなえ、前記燃料噴出口は前記凹面をなす壁面の下流側端部の接線にほぼ平行に燃料を放出するように形成されている。【効果】 凹面壁4上で発生した縦渦が凹面最終端から放出された中に燃料が噴射されるので、渦の巻き込み作用により酸化剤と燃料が効率良く混合する。また凹面最終端で接線方向に燃料を噴射するので、燃料の噴射方向が気流の方向と同じになり、圧力損失を抑え、垂直噴射並に混合領域を確保できるという効果が得られる。
請求項(抜粋):
酸化剤を含む気体の流路中に設けられた燃料拡散手段と、この燃料拡散手段により流れを偏向された前記気体に燃料を供給する燃料供給手段とを備えた燃料混合装置において、前記燃料拡散手段が前記流路の流れ方向に平行な面で切った断面が前記気体の流れに対して凹面をなす壁面をそなえていることと、前記燃料供給手段は前記凹面をなす壁面の下流側端部の接線にほぼ平行に燃料を放出する燃料噴出口を備えていることとを特徴とする燃料混合装置。

前のページに戻る