特許
J-GLOBAL ID:200903039627829336

温度補償型高周波発振器および通信機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-333355
公開番号(公開出願番号):特開2003-143007
出願日: 2001年10月30日
公開日(公表日): 2003年05月16日
要約:
【要約】【課題】 SAW共振子を用いた発振器において、周波数安定度を高め、かつ、実用温度範囲において温度補償する【解決手段】 温度補償型発振回路(TCXO1)の出力信号と、SAW共振子を用いた電圧制御型発振回路(VCSO4)の出力信号を分周させた信号との位相差に対応する制御電圧をVCSO4に供給する、PLLで発振器を構成することにより、VCSO4の出力信号の周波数を広い温度範囲で一定周波数に制御する。何らかの原因でPLLの同期が外れても、位相比較部2によって検出され、VCSO4の制御信号S8に切り替えることにより、VCSO4の出力は大きく変動することがない。また、リカバリ機能を設けたことによりPLLを再度同期状態にすることができる。
請求項(抜粋):
供給される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変化する電圧制御型発振回路と、前記電圧制御型発振回路の出力信号を分周する分周回路と、周囲温度に依存しない一定周波数の信号を出力する温度補償型発振回路と、前記分周回路の出力信号と、前記温度補償型発振回路の出力信号の位相を比較し、位相差に対応する第1制御電圧を生成するとともに、位相差が所定量以上の場合に電圧レベルが切り替わる位相差信号を出力する位相比較部と、前記電圧制御型発振回路の出力信号の周波数を目的とする周波数の近傍にするための第2制御電圧を生成する電圧生成回路と、前記位相差信号の電圧レベルに応じて前記第1制御電圧、前記第2制御電圧のいずれかを前記電圧制御型発振回路に前記制御電圧として選択的に供給する選択回路と、を備えることを特徴とする温度補償型高周波発振器。
IPC (3件):
H03L 7/10 ,  H03B 5/30 ,  H03L 7/099
FI (3件):
H03B 5/30 A ,  H03L 7/10 D ,  H03L 7/08 F
Fターム (19件):
5J079AA06 ,  5J079BA02 ,  5J079BA11 ,  5J079DA00 ,  5J079FB00 ,  5J079KA05 ,  5J106AA04 ,  5J106BB01 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106DD09 ,  5J106DD32 ,  5J106EE10 ,  5J106GG01 ,  5J106HH03 ,  5J106HH10 ,  5J106KK05

前のページに戻る