特許
J-GLOBAL ID:200903039638125942

放射線硬化性組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040038
公開番号(公開出願番号):特開平8-253708
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【課題】 配合中にコロイダルシリカを含まずに、硬化すると高い耐摩耗性を示す有機変性された放射線硬化性シロキサン樹脂組成物を提供する。【解決手段】 この組成物は、(A)少なくとも1種の多官能性アクリレートと、(B)(a)アルコキシ官能性有機金属化合物、(b)アルコキシシラン及び(c)水から生成された反応生成物とから調製される。アルコキシシラン(b)は、当該アルコキシシランを多官能性アクリレート(A)と共重合可能にする少なくとも一つの官能基を含む。好ましい態様では、アルコキシ官能性有機金属化合物(a)とアルコキシシラン(b)はシロキサン重合触媒(d)の存在下で共加水分解と共縮合を受ける。
請求項(抜粋):
下記の(A)及び(B)を含む放射線硬化性組成物。(A)少なくとも1種の多官能性アクリレート(B)次に掲げる(a)、(b)を(c)で共加水分解させ共縮合させることにより生成された反応生成物(a)一般式M(OR)4 の少なくとも1種のアルコキシ官能性有機金属化合物(この式のMはSi又はTiから選ばれ、各ORは同一の又は異なるアルコキシ基である)(b)次の一般式の少なくとも1種のアルコキシ官能性シラン【化1】(この式の各ORは先に定義されたとおりであり、各Xはこのアルコキシシランを上記の多官能性アクリレート(A)と共重合可能にする一価の基であって、一般式(QNH)d QNZH(この式のQは二価の炭化水素基であって、Q基は同じであっても異なっていてもよく、Zは水素原子又は一価の炭化水素基であり、dは0又は1である)のアルキルアミン基、及び一価の不飽和炭化水素基からなる群より独立に選ばれ、各R’は独立に一価の炭化水素基であり、aは1、2又は3、bは1、2又は3、cは0、1又は2であり、そしてa+b+c=4である)(c)当該反応生成物(B)をゲル化させずあるいはそれから沈殿を生じさせることなしに、上記の共加水分解及び共縮合を引き起こすのに十分な予め決められた量の水
IPC (2件):
C09D 4/02 PDS ,  C08L 83/08 LRY
FI (2件):
C09D 4/02 PDS ,  C08L 83/08 LRY

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