特許
J-GLOBAL ID:200903039644025070

内燃機関用排気ガス処理装置とその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-109648
公開番号(公開出願番号):特開平7-317528
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関用排気ガス処理装置のフィルタの捕集性能を永続させることを目的とするものである。【構成】 パティキュレートを捕集するフィルタ16と、フィルタを包含した加熱空間15と、マイクロ波発生手段17と、気体供給手段26と、加熱空間内の所定位置のマイクロ波量を検出するマイクロ波検出手段30と、フィルタ16を通流する気体の温度を検出する温度検出手段35と、内燃機関の動作非動作を判定する手段34と、捕集量判定マップおよび再生制御変数などを記憶した制御手段33と、報知手段42とで構成し、内燃機関の動作時間の積算値と検出したマイクロ波量に基づいて内燃機関の動作状態を加味した捕集量の照合判定により高精度に捕集量を把握できるとともにその結果を報知させ再生実行タイミング決定の利便性を向上し再生処理を安定に維持できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排出する排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタと、前記フィルタを包含する加熱空間と、前記フィルタの排気ガス排出側から前記加熱空間内に給電するマイクロ波を発生するマイクロ波発生手段と、前記フィルタの排気ガス排出側から前記加熱空間内に酸素を含む気体を供給する気体供給手段と、前記内燃機関と前記加熱空間との間の前記排気ガスが通流する排気管に対して分岐して設けた分岐管に配設し前記分岐管を通流する前記気体の通流量を制御する第一のバルブと、前記加熱空間と大気との間の前記排気ガスが通流する排気管に配設し前記気体の通流量を制御する第二のバルブと、前記加熱空間の所定位置におけるマイクロ波量を検出するマイクロ波検出手段と、前記加熱空間と前記分岐管との間の排気管に配設されこの排気管内を通流する排気ガスあるいは前記気体の温度を検出する温度検出手段と、前記内燃機関の動作非動作を検出する手段と、前記マイクロ波発生手段と前記気体供給手段と前記第一のバルブおよび前記第二のバルブの動作をそれぞれ制御し前記フィルタに捕集されたパティキュレートを燃焼除去して前記フィルタの捕集性能を再生する制御手段とを備え、前記制御手段は、内燃機関の動作時間の積算値とマイクロ波検出信号とを変数として既定した捕集量判定マップを有し、前記マイクロ波発生手段を周期的に動作させて得られる前記マイクロ波検出手段の検出信号とその信号検出時点での前記内燃機関の動作時間の積算値を前記捕集量判定マップに照合して現在の捕集量を判定するとともにこの判定によって得られる情報を報知手段に出力することを特徴とした内燃機関用排気ガス処理装置。
IPC (5件):
F01N 3/02 301 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 321 ,  B01J 19/12 ZAB

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