特許
J-GLOBAL ID:200903039648165136

吸水性セルロース材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249108
公開番号(公開出願番号):特開平9-085080
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 高い塩水吸水能力と生分解性を有するする吸水性セルロース材料の製造方法の提供。【解決手段】 カルボキシル基を有する水溶性セルロース誘導体の水溶液に架橋剤と必要に応じて架橋助剤を反応させて得られるハイドロゲルを、水と相溶性のある有機溶媒、強酸及び水からなる混合溶媒中で粉砕し、カルボキシル基を酸型に変えた後、粉砕されたゲルを混合溶媒から分離し、水を加えてゲル中の水溶性成分を除去し、次いで水と相溶性を有する有機溶媒中でアルカリを加えて、ゲル中の酸型のカルボキシル基を塩型に戻した後、乾燥する。前記混合溶媒中に水と相溶性のある有機溶媒が35〜100重量%、水が0〜65重量%の混合物に、強酸が0.15〜4規定含まれる。強酸は、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸から選ばれた一種、もしくはこれらの混合物である。
請求項(抜粋):
カルボキシル基を有する水溶性セルロース誘導体の水溶液に架橋剤と必要に応じて架橋助剤を反応させて得られるハイドロゲルを、水と相溶性のある有機溶媒、強酸及び水からなる混合溶媒中で粉砕し、カルボキシル基を酸型に変えた後、粉砕されたゲルを混合溶媒から分離し、水を加えてゲル中の水溶性成分を除去し、次いで水と相溶性を有する有機溶媒中でアルカリを加えて、ゲル中の酸型のカルボキシル基を塩型に戻した後、乾燥することを特徴とする吸水性セルロース材料の製造方法。

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