特許
J-GLOBAL ID:200903039667051982

スラント型短周期グレーティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180283
公開番号(公開出願番号):特開2002-082235
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 透過光の波長スペクトルにおいて、狭い帯域に損失ピークが得られるスラント型短周期グレーティングを提供する。【解決手段】 コア1が、光の照射によって石英ガラスの屈折率を変化させる光感受性のドーパントを添加した石英ガラスからなり、クラッド2の少なくとも前記コアに隣接する層が、光感受性のドーパントを添加した石英ガラスからなる光感受層である光ファイバに光を照射し、所定のグレーティング周期で所定のスラント角度をもって変化させてグレーティング部4を形成したスラント型短周期グレーティングを形成するにあたって、前記コア1の外径を5μm以上とし、該コア1の前記クラッド2の光感受層に対する相対光感受率が、所定の式を満足する様に設計する。
請求項(抜粋):
コアと該コアの外周上に設けられたクラッドを有し、該コアが、光の照射によって石英ガラスの屈折率を変化させる光感受性のドーパントを添加した石英ガラスからなり、該クラッドが、1層または2層以上からなり、少なくとも前記コアに隣接する層が、光の照射によって石英ガラスの屈折率を変化させる光感受性のドーパントを添加した石英ガラスからなる光感受層である光ファイバに光を照射し、前記コアと前記クラッドの光感受層の屈折率を、当該光ファイバの長さ方向にそって所定のグレーティング周期で所定のスラント角度をもって変化させてグレーティング部を形成したスラント型短周期グレーティングであって、前記コアの外径が5μm以上であり、該コアに隣接する前記クラッドの光感受層に対する、当該コアの相対光感受率が、以下の式(1)【数1】(式中、aはコアの外径(単位:μm)、Vは正規化周波数、Pは、該コアに隣接する前記クラッドの光感受層に対する、当該コアの相対光感受率)を満足し、かつ前記スラント角度が導波モードの反射モードへの結合による損失が極小値になる角度に設定されていることを特徴とするスラント型短周期グレーティング。
IPC (2件):
G02B 6/10 ,  G02B 6/16
FI (2件):
G02B 6/10 C ,  G02B 6/16
Fターム (4件):
2H050AB07 ,  2H050AB08 ,  2H050AC82 ,  2H050AC84
引用特許:
審査官引用 (1件)

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