特許
J-GLOBAL ID:200903039672001071

熱動形過負荷継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-048626
公開番号(公開出願番号):特開2002-251948
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】【課題】熱動形過負荷継電器の動作特性を改善し、過電流検出決定範囲の拡大化と併せて、継電器の小型,低コスト化が図れるように組立構造を改良する。【解決手段】通電電流に基づき湾曲変位する主バイメタル2、主バイメタルと連動するシフタ3の変位に従動する釈放レバー4、可動板8,反転ばね9,軸受部材12の組立体からなる接点開閉用の反転機構、および接点機構とからなり、主バイメタルの湾曲変位量が規定値を超えた際に反転機構が反転動作してb接点10,11およびa接点16,16を開閉する熱動形過負荷継電器において、釈放レバーを反転機構の可動板の板面に直接押し当てて反転動作させるようにし、さらにa接点には可動接触子ばね16aを用いたリフトオフ式の接点機構を採用し、主バイメタルの発生力-変位特性と釈放レバーの負荷変位特性とを整合させて、主バイメタルの発生エネルギーを有効に活かすようにする。
請求項(抜粋):
通電電流の加熱により湾曲変位する主バイメタル、主バイメタルと連動するシフタの変位に従動する釈放レバー、釈放レバーで駆動される接点開閉用の反転機構、および接点機構からなり、主バイメタルの湾曲変位量が規定値を超えた際に反転機構が反転動作して接点を開閉させる熱動形過負荷継電器であり、前記反転機構が脚部の先端を支点として軸受部材に揺動可能に支承された可動板と、前記支点を挟んで可動板とその下方の支持アームとの間に張架した反転ばねからなるものにおいて、前記釈放レバーを反転機構の可動板の板面に直接押し当てて反転動作させるようにしたことを特徴とする熱動形過負荷継電器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-020213
  • 特開昭59-158041

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