特許
J-GLOBAL ID:200903039686964034

G-タンパク質機能の阻害および増殖性疾患の治療に有用な三環式アミドおよび三環式尿素化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511924
公開番号(公開出願番号):特表平8-510760
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】以下の式で示される化合物から選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩あるいは溶媒和物:
請求項(抜粋):
以下の式で示される化合物から選択される化合物またはその薬学的に受容可能な塩あるいは溶媒和物: ここで、a、b、cおよびdのうちの1つはNあるいはNR9であり、R9はO-、-CH3あるいは-(CH2)nCO2Hであり、ここで、nは1から3であり、そして残りのa、b、cおよびdの基はCR1あるいはCR2を表し;または a、b、cおよびdは、それぞれ独立してCR1あるいはCR2から選択され; 各R1および各R2は独立して、H、ハロ、-CF3、-OR10、-COR10、-SR10、-S(O)tR11(ここで、tは0、1または2である)、-N(R10)2、-NO2、-OC(O)R10、-CO2R10、-OCO2R11、-CN、-NR10COOR11、-SR11C(O)OR11、SR11N(R75)2(ここで各R75は、独立してHおよび-C(O)OR11から選択される)、ベンゾトリアゾール-1-イルオキシ、テトラゾール-5-イルチオ、または置換テトラゾール-5-イルチオ、アルキニル、アルケニルあるいはアルキルから選択され、該アルキルあるいはアルケニル基は、必要に応じてハロ、-OR10あるいは-CO2R10で置換されており; R3およびR4は同一または異なっており、そしてそれぞれ独立して、H、R1およびR2のいずれかの置換基を表すか、またはR3とR4とが一緒になってベンゼン環に縮合した飽和または不飽和のC5-C7の環を表し; R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立してH、-CF3、-COR10、アルキルまたはアリールを表し、該アルキルまたはアリールは、必要に応じて-OR10、-SR10、-S(O)tR11、-NR10COOR11、-N(R10)2、-NO2、-COR10、-OCOR10、-OCO2R11、-CO2R10、-OPO3R10で置換されているか、またはR5、R6、R7およびR8のうちの1つは、以下に定義するR40と一緒に-(CH2)r-(ここで、rは1から4である)を表し得、該R40は、低級アルキル、低級アルコキシ、-CF3またはアリールで置換され得、またはR5はR6と一緒に=0あるいは=Sを表し、および/またはR7はR8と一緒に=0あるいは=Sを表し; R10はH、アルキル、アリールまたはアラルキルを表し; R11はアルキルまたはアリールを表し; XはN、CHまたはCを表し、Cは、破線で表される11位の炭素原子の二重結合を任意に含み得; 5位の炭素原子と6位の炭素原子との間の破線は任意の二重結合を表し、二重結合が存在するときには、AとBとは独立して-R10、ハロ、-OR11、-OCO2R11または-OC(O)R10を表し、そして5位の炭素原子と6位の炭素原子との間に二重結合が存在しないときには、AとBとはそれぞれ独立して、H2、-(OR11)2;Hおよびハロ、ジハロ、アルキルおよびH、(アルキル)2、-Hおよび-OC(O)R10、Hおよび-OR10、=0、アリールおよびH、=NOR10または-O-(CH2)p-O-(ここでpは2、3または4である)を表し; Rは、R40、R42、R44あるいはR54を表し、これらは以下のように定義される; R40はH、アリール、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニルまたは-Dを表し、ここで、-Dは、を表し、R3とR4とはすでに定義された通りであり、Wは0、SまたはNR10であり、ここで、R10は上記定義の通りであり;該R40シクロアルキル、アルケニルおよびアルキニル基は、必要に応じてハロ、-CON(R10)2、アリール、-CO2R10、-OR12、-SR12、-N(R10)2、-N(R10)CO2R11、-COR12、-NO2またはDから選択される1個から3個の基で置換されており、ここで、-D、R10およびR11は上記で定義した通りであり、R12は、R10、-(CH2)mOR10または-(CH2)qCO2R10を表し、R10はすでに定義された通りであり、mは1から4であり、qは0から4であり;該アルケニルおよびアルキニルR40基はそれぞれ二重結合あるいは三重結合を含む炭素上では-OH、-SHあるいは-N(R10)2を含まず;あるいは R40は、-SO2NH2、-NHSO2CH3、-SO2NHCH3、-SO2CH3、-SOCH3、-SCH3あるいは-NHSO2CF3から選択される基て置換されたフェニルを表し、好ましくは、該基はフェニル環のパラ位に位置し;あるいは R40は、以下の式から選択される基を表し; R42は、を表し、ここで、R20、R21、およびR46はそれぞれ独立して以下からなる群: (1)H; (2)-(CH2)qSC(O)CH3、ここで、qは1から3であり; (3)-(CH2)qOSO2CH3、ここで、qは1から3であり; (4)-OH; (5)-CS(CH2)w(置換フェニル)、ここで、wは1から3であり、該置換フェニル基上の置換基は、該置換フェニル基について以下に述べる置換基と同一であり; (6)-NH2; (7)-NHCBZ; (8)-NHC(O)OR22、ここでR22は1個から5個の炭素原子を有するアルキル基であるか、あるいはR22は1から3のアルキル基で置換されたフェニルを表す; (9)アルキル; (10)-(CH2)kフェニル、ここでkは1から6である; (11)フェニル; (12)置換フェニル、ここで、該置換基は、ハロ、NO2、-OH、-OCH3、-NH2、-NHR22、-N(R22)2、アルキル、-O(CH2)tフェニル(ここで、tは1から3である)、および-O(CH2)t置換フェニル(ここで、tは1から3である)からなる群から選択される; (13)ナフチル; (14)置換ナフチル、ここで、該置換基は上記置換フェニルで定義された通りである; (15)5個から10個の炭素原子を有する架橋多環式炭化水素; (16)5個から7個の炭素原子を有するシクロアルキル; (17)ヘテロアリール; (18)ヒドロキシアルキル; (19)置換ピリジルまたは置換ピリジルN-オキシド、ここで、該置換基は該置換フェニルに対して上記で与えられた置換基から選択され、該置換基は、環の炭素に結合した水素を置換することにより、環の炭素に結合している; (23)-NHC(O)-(CH2)k-フェニルまたは-NH(O)-(CH2)k-置換フェニル、ここで、該kは上記で定義した通りである; (24)ピペリジン環V:ここで、R50は、H、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルオキシカルボニル、ハロアルキル、あるいは-C(O)NH(R10)(ここで、R10はHまたはアルキルである)を表す; (25)-NHC(O)CH2C6H5または-NHC(O)CH2-置換-C6H5; (26)-NHC(O)OC6H5; (30)-OC(O)-ヘテロアリール、例えば (31)-O-アルキル(例えば、-OCH3);および (32)-CF3;より選択され、または R20とR21とが一緒になって=O基を形成し、残りのR46は上記の定義の通りであり;または、 R20、R21およびR46のうちの2つは一緒になってピペリジン環Vを形成しここで、R50は上記で定義された通りであり; ただし、R46、R20およびR21はそれらが結合する炭素原子が1を上回るヘテロ原子を含まないように選択され; R44はを表し、ここで、R25はヘテロアリールまたはアリールを表し;そして、R48はHまたはアルキルを表し; R54は以下の式(i)(ii)(iii)または(iv)のN-オキシドヘテロ環基を表し;ここで、R56、R58およびR60は同一または異なり、そしてそれぞれ独立して、H、ハロ、-CF3、-OR10、-C(O)R10、-SR10、-S(O)eR11(ここで、eは1または2である)、-N(R10)2、-NO2、-CO2R10、-OCO2R11、-OCOR10、アルキル、アリール、アルケニルまたはアルキニルから選択され、該アルキルは-OR10、-SR10、あるいは-N(R10)2で置換され得、そして、該アルケニルはOR11またはSR11で置換され得;または R54は、以下の式(ia)(iia)(iiia)または(iva)のN-オキシドヘテロ環基を表し;ここで、YはN+-O-を表し、EはNを表し;または R54は、該N-オキシドヘテロ環基(i)、(ii)、(iii)、(iv)、(ia)、(iia)、(iiia)または(iva)のうちの1つで置換されるアルキル基を表し; Zは、Rと上記で定義したR5、R6、R7またはR8とが一緒になり得るように、あるいはRはR40、R42、R44あるいはR54を表すように、OまたはSを表し; そして、ここで、式5.2の化合物において、(a)R1およびR2がともにHである場合、および(b)C-5とC-6との間の二重結合が存在しない場合、および(c)AおよびBがともにH2である場合、および(d)R4がHである場合、および(e)R3がC-8でHまたはClである場合、置換基R20、R21およびR46は、該置換基R20、R21およびR46のうちの1つが:(1)H、(2)-OH、(3)-NH2、(4)-NHC(O)OR22、(5)アルキル、(6)フェニル、(7)ヘテロアリール、(8)ヒドロキシアルキル、(9)置換ピリジル、(10)置換フェニルおよび(11)-O-アルキルからなる群から選択されるときに、該置換基R20、R21およびR46の残りの2つが両方ともHではないように選択される。
IPC (9件):
C07D221/16 ,  A61K 31/445 ADU ,  A61K 31/495 ,  C07D221/18 ,  C07D401/04 211 ,  C07D401/12 211 ,  C07D401/14 209 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211
FI (9件):
C07D221/16 ,  A61K 31/445 ADU ,  A61K 31/495 ,  C07D221/18 ,  C07D401/04 211 ,  C07D401/12 211 ,  C07D401/14 209 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211

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