特許
J-GLOBAL ID:200903039690175796

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030407
公開番号(公開出願番号):特開平10-229150
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 あらゆる姿勢での使用に対応できる沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 沸騰冷却容器3は押し出し形成された押出容器30と、両端を閉塞するキャップ7とからなる。押出容器30は一定の間隔を保って対向する受熱壁5と放熱壁6、この両者間の外周を囲む周側壁7、受熱壁5と放熱壁6との間に設けられ押出容器30と一体的に押し出し形成された複数の柱状部材8より成り、受熱壁5、放熱壁6によって密閉された空間が形成され、その閉空間に所定量の冷媒Rが封入される。発熱体2は受熱壁5の表面略中央部に配されて受熱壁5の表面に密着して受熱壁5に固定される。放熱ブロック4は放熱壁6の表面全体に配されて放熱壁6の表面に密着した状態で受熱壁5に固定される。柱状部材8は、放熱壁6及び周側壁7と一体に複数個設けられて、放熱壁6の平面上で相互に略等間隔に配置され、先端面が受熱壁5の内壁面に当接している。
請求項(抜粋):
外部に発熱体が固定される受熱壁及び当該受熱壁に対向して配置された放熱壁を有し、この受熱壁及び放熱壁とともに閉空間を形成してその閉空間に冷媒が封入される沸騰冷却容器と、前記閉空間内で前記受熱壁及び前記放熱壁に接触して設けられ、伝熱性を有する伝熱部材とを備え、前記発熱体の熱を前記受熱壁から前記冷媒及び前記伝熱部材を媒体として前記放熱壁へ伝達して外部へ放出する沸騰冷却装置であって、前記沸騰冷却容器は、押し出し形成されて両端部に開口部を有する押出容器と、前記押出容器の前記開口部を閉塞する閉塞部材とからなることを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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