特許
J-GLOBAL ID:200903039691170160

内燃機関の触媒劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187372
公開番号(公開出願番号):特開平7-019033
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、劣化判定パラメータの計測及び演算の精度を高め得るとともにばらつきを少なくし得て、触媒体の劣化判定精度を向上し得て、また、触媒体の劣化判定精度の向上により触媒体の機能の正常・異常の判断を正確になし得て、誤判断による不要な修理を回避し得るとともに信頼性を向上することを目的としている。【構成】 このため、第1排気センサ及び第2排気センサの出力する第1検出信号及び第2検出信号に基づき空燃比が目標値になるようフィードバック制御する制御手段を設けた内燃機関において、所定の触媒劣化判定条件が成立する場合に、リッチ・リーン反転時間と補正用判定遅れ時間と燃料フィードバック補正量とより劣化判定比較値を求め、この劣化判定比較値と予め設定される劣化判定値とを比較して触媒体の劣化状態を判定する判定部を制御手段に設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられた触媒体の上流側及び下流側の前記排気通路に夫々第1排気センサ及び第2排気センサを設け、これら第1排気センサ及び第2排気センサの出力する第1検出信号及び第2検出信号に基づき空燃比が目標値になるようフィードバック制御する制御手段を設けた内燃機関において、所定の触媒劣化判定条件が成立する場合に、前記第1検出信号のリッチ反転及びリーン反転による第1フィードバック制御補正量の減少開始時及び増加開始時から前記第2検出信号のリーン反転及びリッチ反転までのリーン応答遅れ時間及びリッチ応答遅れ時間よりリッチ・リーン反転時間を求め、前記第1フィードバック制御補正量の周期と前記第1検出信号のリッチ反転時及びリーン反転時から前記第1フィードバック制御補正量の減少開始及び増加開始までのリッチ判定遅れ時間及びリーン判定遅れ時間とより補正用判定遅れ時間を求め、前記第1フィードバック制御補正量より燃料フィードバック補正量を求め、前記リッチ・リーン反転時間と補正用判定遅れ時間と燃料フィードバック補正量とより劣化判定比較値を求め、この劣化判定比較値と予め設定される劣化判定値とを比較して前記触媒体の劣化状態を判定する判定部を前記制御手段に設けたことを特徴とする内燃機関の触媒劣化判定装置。
IPC (2件):
F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/14 310
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-033408
  • 特開平3-253714

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