特許
J-GLOBAL ID:200903039692483790

クラスタ圧延機の形状制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145576
公開番号(公開出願番号):特開平10-328720
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 複合伸び圧延に対応するクラスタ圧延機の形状制御方法を提供する。【解決手段】 形状検知機構10で検出した検出値から、左・右最大伸び演算器74により板の左端付近における最大値と最小値をピックアップして左の最大伸びを求め、同時に右端付近における最大値と最小値をピックアップして右の最大伸びを求め、これらの最大伸び同士が一致するように非対称ロールベンダ制御機構40で非対称ロールベンダ制御を実施する。【効果】 非対称ロールベンダ制御機構で圧延材の左右の最大伸びを一致させると、非対称伸びを効率よく対称伸びにすることができる。従って、複合伸び圧延材を良好に圧延することができ、圧延材の仕上り品質を大幅に改善することができる。
請求項(抜粋):
圧延後の板形状を検出する形状検知機構と、上ワークロールと下ワークロールとにおける左右のロールギャップを変更する圧下レベリング制御機構と、中間ロールを圧延ライン中心に対称に湾曲させる対称ロールベンダ制御機構と、中間ロールを圧延ライン中心に非対称に湾曲させる非対称ロールベンダ制御機構と、バックアップロールを圧延ライン中心に対称に湾曲させるバックアップロールクラウン制御機構とを備えたクラスタ圧延機において、前記形状検知機構で検出した検出値から板の左端付近における最大値と最小値をピックアップして左の最大伸びを求め、同時に右端付近における最大値と最小値をピックアップして右の最大伸びを求め、これらの最大伸び同士が一致するように前記非対称ロールベンダ制御機構で非対称ロールベンダ制御を実施し、前記形状検知機構で検出した板形状の検出値から板形状の歪分布に対応する4次直交関数を演算し、この4次直交関数の係数のうち1次の係数を目標値に一致する様に圧下レベリング制御機構で圧下レベリング制御を実施し、4次直交関数の係数のうち2次の係数を目標値に一致する様に対称ロールベンダ制御機構で対称ロールベンダ制御を実施し、4次直交関数の係数のうち4次の係数を目標値に一致する様にバックアップロールクラウン制御機構でバックアップロールクラウン制御を実施することを特徴としたクラスタ圧延機の形状制御方法。
IPC (5件):
B21B 37/38 ,  B21B 13/14 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 38/02 ,  B21B 37/58
FI (5件):
B21B 37/00 116 P ,  B21B 13/14 A ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/00 116 M ,  B21B 37/00 142 A

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