特許
J-GLOBAL ID:200903039699056137

面照明用光導波装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082787
公開番号(公開出願番号):特開平5-249320
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 液晶表示パネル等の面を照明するための光導波装置で、当該面の明るさを均一にし高輝度をも保たせ、小形化する。【構成】 逆ハの字配置とした低屈折率層(NL )または高反射率層4に、順次屈折率がN1 >N2 >......>NK ≫NL となる複数板状光導波層5a、5b、5c......を積層し、その各光入射端面7aから光源用空所8内の光源2の光を入射し、平坦面の光出射端面7bから出射の光で、屈折率NK >N1 の光拡散層3を明るくする。下積の長い板状光導波層5aを伝搬する光は弱くなるが、隣接の板状光導波層5bの光は、その上積み板状光導波層5cと低屈折率層または高反射率層4間を全反射により伝搬し、この光が板状光導波層5aに入射干渉して、その光量不足を保証し面の明るさを均一化する。光路に光損失を招く層がないので高輝度照明が保証され、光源2は中央に内装されるので小形化できる。
請求項(抜粋):
左右の各側に夫々屈折率NL の低屈折率層または高反射率層が傾設されて逆ハの字状の配置とされ、上記の両低屈折率層または高反射率層に、何れも上記屈折率NL よりも大きく、順次小さな値となる屈折率N1 、N2 、......NK (N1 >N2 >......NK ≫NL )を有する所要複数の板状光導波層を載積して光伝送体を形成し、当該光伝送体にあって、その左右内側における各板状光導波層の内側である入射層端面を、前記左右の低屈折率層または高反射率層における内側下位端から連続させて光入射端面とし、当該両光入射端面間に光源用空所を形成して、ここに光源を臨設すると共に、当該板状光導波層の外側である出射層端面を、同上低屈折率層または高反射率層における外側上位端から、前記の光源用空所における頂部を結ぶ上向きの平坦面となるよう連続させることにより、前記光入射端面と連設した光出射端面を形成し、この光出射端面上に前記下積みの板状光導波層が有する屈折率N1 よりも大きな屈折率NH の光拡散層が形成されていることを特徴とする面照明用光導波装置。
IPC (3件):
G02B 6/00 331 ,  G02F 1/1335 530 ,  G09F 13/04

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