特許
J-GLOBAL ID:200903039704569385

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-135104
公開番号(公開出願番号):特開平7-320755
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 単電池の面内の湿度を均一に保つことで、電池性能の向上を図る。【構成】 電解質膜10をアノード20,カソード30で挟持する単電池に沿わして燃料ガス流路溝40及び酸化ガス流路溝50を形成する。両流路溝40,50はリブ付きのセパレータ60,70から構成されており、セパレータ60には冷却板90が付される。冷却板90は、複数本の流路溝80を2組に分けて、両組は、中央部側に位置する程、流路溝間の間隔が大きくなるように構成し、さらに両組に温度が異なる2系統の温調水を流す。この構成により冷却板90に温度勾配を発生させる。燃料ガス流路溝40は、その温度勾配の高温部から低温部側に向かう方向に流路が定められている。このため、燃料電池1では、燃料ガスについて、その温度の低下に則して飽和水蒸気量を減少させることができ、これにより、相対湿度を燃料ガス流路溝40の出口側に向かうにつれ徐々に高める。
請求項(抜粋):
電解質を2つの電極で挟持する単電池と、前記単電池の片側の表面に接して設けられ、前記2つの電極の内の一方の電極に燃料ガスを与える燃料ガス通路とを備えた燃料電池において、前記単電池の前記表面方向に温度勾配を発生する温度勾配発生源を備えるとともに、前記燃料ガス通路は、前記単電池の前記表面の高温部から低温部に向かう方向に流路を定めた構成であることを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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