特許
J-GLOBAL ID:200903039705541212

太陽電池の冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333039
公開番号(公開出願番号):特開平8-170863
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 太陽光発電システム全体の効率を低下させない太陽電池の冷却構造を提供する。【構成】 水平に対して所定の角度傾斜して配置された太陽電池1の最も低い部位の位置以下に配設される発生器5と、この発生器5で発生した気相の作動媒体を凝縮させる凝縮器7と、凝縮した液相の作動媒体を減圧させるキャピラリチューブ8と、太陽電池1と熱授受可能に接触するよう配設されるとともに、その内部に毛細管構造の流路が形成された蒸発器9と、前記発生器5より高い位置に配設され、かつ発生器5の稀薄溶液が毛細管構造の流路12を介して供給されて、この稀薄溶液に蒸発器9から供給される気相の作動媒体を吸収させて発生器5に供給する吸収器11とを備えている。
請求項(抜粋):
水平に対して所定の角度傾斜して配置された太陽電池を冷却する構造であって、前記太陽電池の最も低い部位の位置以下に配設されるとともに、太陽熱を熱源として溶液に吸収されている作動媒体を該溶液から放出させて発生させる発生部と、この発生部で発生した気相の作動媒体をその外部と熱交換させて冷却し凝縮させる凝縮部と、この凝縮部で凝縮した作動媒体を減圧する減圧手段と、前記太陽電池の受光面の反対側の面と熱授受可能に配設されるとともに、その内部に前記凝縮した低圧の作動媒体を流通させる毛細管構造の流路が形成されて該作動媒体を気化させる蒸発部と、前記発生部より高い位置に配設され、かつ前記発生部において作動媒体を放出して稀薄になった溶液が毛細管構造の流路を介して供給されるとともに、前記蒸発部から低圧の気化した作動媒体が供給され、その外部と熱交換されて前記稀薄になった溶液に前記低圧の気化した作動媒体を吸収させて濃厚の溶液を調製し、この濃厚の溶液を前記発生部に供給する吸収部とを備えていることを特徴とする太陽電池の冷却構造。
IPC (2件):
F25B 27/00 ,  H01L 31/042

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