特許
J-GLOBAL ID:200903039706501036

釘と付勢素子とを有する固定素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238621
公開番号(公開出願番号):特開平8-100810
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】 火薬力作動型の打設装置を使用して基礎材料中に容易かつ確実に打設し得る固定素子を提案し、基礎材料に対する固定素子の傾斜打設や基礎材料の破損を回避可能とすることにある。【解決手段】 基礎材料中に打設する固定素子は、釘(1)と付勢素子(2)とを具える。付勢素子(2)は、釘(1)の打設深度の変動を伴わない完全な固定状態を確保するために有用である。接触面積を拡大するため、付勢素子(2)は部分的にプラスチック部分(3)によって包囲する。それにより、基礎材料に接触する際の固有面圧を低下すると共に、基礎材料に対する固定素子の傾斜打設を防止する。さらに、火薬力作動型の打設装置における固定素子案内部材(4)を付勢素子(2)により的確に支持すべく、プラスチック部分には凹所(3b)を形成する。
請求項(抜粋):
シャフト(1a, 14a)の打設方向側に先端部(1b, 14b)を有し、火薬力作動型打設装置を用いて硬質基礎材料中に打設する釘(1,14)と、スリーブ部分(2a, 13a)の打設方向側にフランジ状接触部分(2a, 13b)を有する付勢素子(2, 13)とを具え、釘(1,14)の少なくとも先端部(1b, 14b)を付勢素子(2,13)によって包囲する固定素子において、付勢素子(2,13)を部分的にプラスチック部分(3,12)により包囲し、該プラスチック部分(3,12)に、フランジ状接触部分(2b, 13b)の打設方向側端面(2c, 13c)と同一面内に位置する平坦な接触面(3a, 12a)と、打設方向とは逆方向に開放し、フランジ状接触部分(2b, 13b)の外径にほぼ一致する凹所(3b, 12b)とを設けたことを特徴とする固定素子。
IPC (4件):
F16B 19/14 ,  B25C 1/10 ,  E04F 21/00 ,  H02G 3/26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭46-000767

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