特許
J-GLOBAL ID:200903039713890579

時分割多重データ伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小野寺 洋二 ,  村田 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346517
公開番号(公開出願番号):特開平6-205471
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 簡単な伝送制御構成の時分割多重データ伝送方式を提供する。【構成】 伝送路3に時分割信号を周期的に伝送線に送出する時分割信号送出装置4、中央装置1に時分割信号受信手段11とリクエストコマンド送信手段12,端末応答コマンド受信手段13および中央応答コマンド送信手段14、端末制御装置2に時分割信号受信手段21,リクエストコマンド受信手段22,端末応答コマンド送信手段23,中央応答コマンド受信手段24とを備えた。【効果】 伝送不能状態からの復旧手順の複雑さ、伝送制御キャラクタによる伝送データ内に存在できるキャラクタの制限、あるいは端末制御装置での伝送制御キャラクタの常時監視の必要性、等の従来技術における諸問題を解消できる。
請求項(抜粋):
中央装置と複数の端末制御装置を伝送線を介してマルチポイントに接続したデータ伝送ネットワークを構成し、上記中央装置と上記各端末制御装置との間でデータの伝送を行う時分割多重データ伝送方式において、前記ネットワークに、1パルス信号である時分割信号を周期的に伝送線に送出する時分割信号送出装置を設置し、前記中央装置に、時分割信号受信手段とリクエストコマンド送信手段,端末応答コマンド受信手段および中央応答コマンド送信手段とを備え、前記端末制御装置に、時分割信号受信手段とリクエストコマンド受信手段と端末応答コマンド送信手段と中央応答コマンド受信手段とを備えてなり、前記中央装置は、上記時分割信号受信手段により上記時分割信号送出装置からの時分割信号を受信して上記リクエストコマンド送信手段が時分割信号を受信する毎に送受信権を与える端末制御装置のアドレスを含むリクエストコマンドを前記伝送線に送出すると共に、上記端末応答コマンド受信手段で上記端末制御装置の応答コマンドを受信して上記中央応答コマンド送信手段により上記端末制御装置の応答コマンドの受信に応じて当該端末制御装置に対して応答コマンドを送信する伝送シーケンスを実行する一方、前記端末制御装置は、上記時分割信号受信手段で上記時分割信号送出装置からの時分割信号を受信し、上記リクエストコマンド受信手段が上記時分割信号を受信した直後の受信キャラクタ列をリクエストコマンドと認識すると共に、上記端末応答コマンド送信手段により送受信権を与えられた応答として伝送制御情報を付加した1ブロックのデータ又は伝送制御情報を中央装置に送信し、上記中央応答コマンド受信手段で前記中央装置の中央応答コマンド送信手段から送信された応答コマンドを受信する伝送シーケンスを実行すると共に、前記中央装置1は送受信権を与えた端末制御装置からの応答を受信した後、伝送制御情報を付加した1ブロックのデータ又は伝送制御情報を上記送受信権を与えた端末制御装置に送信して、時分割信号で区切られた分割時間内に上記中央装置と上記端末制御装置間の伝送シーケンスを完了することを特徴とする時分割多重データ伝送方式。
IPC (3件):
H04Q 9/00 321 ,  H04Q 9/00 301 ,  H04L 12/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-336604

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