特許
J-GLOBAL ID:200903039718468301

建物の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167993
公開番号(公開出願番号):特開平6-010535
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 建物の外壁に用いられるカーテンウォールを揺動可能に取付けて、これをパッシブ制振の質量体として用いることにより、建物全体の軽量化および工費の低減を図る。【構成】 カーテンウォール16の重心Gから上方に所定距離Lだけ離れた位置を、枢軸18を介して揺動可能に建物本体側に取付ける。カーテンウォール16の枢軸18と重心Gとの間の距離Lを、カーテンウォール16の固有振動数が建物を制振しようとする振動領域と一致するように予め設定する。カーテンウォール16,16...の隣設されるもの同士の間に間隙δを設ける。間隙δ部分に、減衰性を有する塑性材料からなる目地材20を充填する。
請求項(抜粋):
外壁にカーテンウォールを取り付けた建物において、カーテンウォールをこれの重心位置から適宜離れた位置で建物本体側に揺動可能に取付け、この取付け位置と重心位置との距離によって決定されるカーテンウォールの固有振動数を、建物を制振しようとする振動領域に設定すると共に、互いに隣設されるカーテンウォール間に減衰部材を介在させたことを特徴とする建物の制振構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  E04B 2/88
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-122376
  • 特開昭56-100953

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