特許
J-GLOBAL ID:200903039723457253

不斉シクロプロパンカルボン酸類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-015226
公開番号(公開出願番号):特開平8-283203
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【課題】 比較的短い工程で製造でき、しかも安定な不斉配位子を用いて、オレフィン類とジアゾ酢酸エステル類とを銅塩の存在下に反応させて不斉シクロプロパンカルボン酸類を製造する方法を提供する。【解決手段】 一般式(2)で示されるオレフィン類と一般式(3)N2 CHCOOR9 (3)で示されるジアゾ酢酸エステル類とを、一般式(4)で示される光学活性オキサゾリン類、3級アミンおよび銅塩の存在下に反応させることを特徴とする一般式(1)で示される不斉シクロプロパンカルボン酸の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(2)(式中、R5 、R6 、R7 、R8 はそれぞれ水素原子、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアラルキル基または置換基を有していてもよいアリール基を示し、R5 とR7 とが結合して環を形成していてもよい。ただし、R5 、R6 、R7 およびR8が同時に同一であることはない。)で示されるオレフィン類と一般式(3)N2 CHCOOR9 (3)(式中、R9 は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアラルキル基または置換基を有していてもよいアリール基を示す。)で示されるジアゾ酢酸エステル類とを、一般式(4)(式中、R1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアラルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルコキシル基、置換基を有していてもよいアリールオキシ基を示し、nは2または3を示し、*は不斉炭素原子を示す。ただし、R2 とR4 とが同一であることはない。)で示される光学活性オキサゾリン類、3級アミンおよび銅塩の存在下に反応させることを特徴とする一般式(1)(式中、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、*はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示される不斉シクロプロパンカルボン酸の製造方法。
IPC (9件):
C07C 69/743 ,  B01J 31/02 102 ,  B01J 31/02 103 ,  C07B 53/00 ,  C07C 67/347 ,  C07C 69/74 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D263/10 ,  C07M 7:00
FI (8件):
C07C 69/743 ,  B01J 31/02 102 X ,  B01J 31/02 103 X ,  C07B 53/00 B ,  C07C 67/347 ,  C07C 69/74 A ,  C07B 61/00 300 ,  C07D263/10

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