特許
J-GLOBAL ID:200903039725331915

廃棄物の廃棄処理管理方法,その廃棄処理管理システム,及びその廃棄処理管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-267978
公開番号(公開出願番号):特開2004-086821
出願日: 2002年09月13日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】簡易な方法で廃棄物の排出から廃棄処理までのプロセス及び廃棄物の量を廃棄物ごとに個別に管理できること。【解決手段】各固有の回収IDが記憶されたICパスを廃棄物の回収者P4に所有させ,廃棄物の排出者P2,計量場P3及び廃棄場P3は,ICパスのデータの読み書きという簡易な作業を行うだけで,廃棄物の排出から廃棄場への搬入までの廃棄処理の個々のプロセスが回収IDごとに管理サーバによって一括管理される。さらに,廃棄物の排出側の計量場P3と、廃棄処理を行う廃棄場P3との両方で、廃棄物の重量及び/若しくは体積に関するデータを計測し,これを管理サーバに送って両データの一致を確認した場合にのみ廃棄処理を認める信号を廃棄場に送ることで、搬送途中での廃棄物の不法投棄等を防止する。また,GPS等で検出した位置情報も計量場P3と廃棄場P3から管理サーバに送り,廃棄物の排出・廃棄場所を管理する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
廃棄物排出者により排出された廃棄物を,回収者により回収及び所定の廃棄場に搬入して廃棄処理を行うに際して,所定の管理装置により前記廃棄物の処理に関する管理を行う廃棄物の廃棄処理管理方法において, 前記廃棄物の回収時若しくはその前後いずれかに,前記廃棄物排出者により排出される前記廃棄物それぞれについて,該廃棄物の排出に関する廃棄物排出データを,それぞれ固有の回収IDが記憶され前記回収者が所有する所定の可搬データ記憶手段それぞれに記憶させる排出データ記録工程と, 所定の計量場において,回収された前記廃棄物の入った容器の重量,容量若しくは該廃棄物自体の重量,容量,若しくは個数のいずれか1以上の要素である計量データを計測する搬出側計量工程と, 前記計量場において,前記可搬データ記憶手段から前記回収ID及び前記排出データ記録工程で記憶させたデータを読み取る第1の計量場データ読取り工程と, 前記第1の計量場データ読取り工程で読み取ったデータと前記搬出側計量工程で計測された前記計量データとを前記管理装置に送信する第1の計量場データ送信工程と, 前記管理装置において,前記第1の計量場データ送信工程で送信されたデータを受信して所定の記憶手段に記憶させる第1の計量場データ登録工程と, 前記廃棄場において,搬入される前記廃棄物の前記計量データを再度計測する搬入側計量工程と, 前記廃棄場において,前記可搬データ記憶手段から前記回収IDを読み取る廃棄場データ読取り工程と, 前記廃棄場データ読取り工程で読み取られたデータと前記搬入側計量工程で計測された前記計量データとを前記管理装置に送信する廃棄場データ送信工程と,前記管理装置において,前記廃棄場データ送信工程で送信されたデータとこれに対応する前記記憶手段内のデータとについて,それぞれの前記計量データが略一致するか否かを判定し,略一致すると判定した場合にのみ,その廃棄物を廃棄処理することを許可する許可指令を前記廃棄場に送信する許可処理工程と, を有してなることを特徴とする廃棄物の廃棄処理管理方法。
IPC (2件):
G06F17/60 ,  B65F5/00
FI (5件):
G06F17/60 154 ,  G06F17/60 124 ,  G06F17/60 510 ,  B65F5/00 ,  B09B5/00 M
Fターム (5件):
3E025AA04 ,  3E025EA02 ,  3E025EA03 ,  3E025EA10 ,  4D004DA16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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