特許
J-GLOBAL ID:200903039727497420
引戸用電気錠
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297792
公開番号(公開出願番号):特開平9-112091
出願日: 1995年10月22日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 垂直ロッドの係止部と受け孔との間にずれが生じても、マイクロモータが焼き付かないようにすると共に、シリンダ錠又はサムターンを通じて手動で作動させる時、軽く操作できるようにする。【解決手段】 錠止用ロッド1とマイクロモータ3との間を、減速機4、差動歯車装置5、第1及び第2ピニオン64、65、第1及び第2ラック61、62、中間伝動歯車68、カム部73を有する回動部材71、間に連結手段95及び逃がしばね77を介在させた第1及び第2作動部材74、75、係止レバー81、制御レバー82等で連係する。中間伝動歯車68又は回動部材71にシリンダ錠のテイルピース及び/又はサムターンを連係させる。差動歯車装置5のスイングアーム53は中立位置、施解錠作動位置又は解錠作動位置を占めることができるようにしてある。
請求項(抜粋):
先端に係止部を有する垂直なロッドを引戸に対し上下動可能に設けること;ロッドの係止部は戸枠の横部材に対し選択的に係脱されるものであること;引戸に固定される錠箱内にマイクロモータを備えること;マイクロモータの出力軸に減速機を介して太陽歯車、遊星歯車及びスイングアームから成る差動歯車装置を接続させること;錠箱内において、前記スイングアームを挟む位置に対向させて上下に摺動可能な第1ラック及び第2ラックを設けること;第1ラックには第1ピニオンを、第2ラックには第2ピニオンをそれぞれ噛み合わせること;差動歯車装置の遊星歯車はスイングアームの揺動により中立位置、第1ピニオンとの噛み合い位置又は第2ピニオンとの噛み合い位置を選択的に占めることができるようにしてあること;第1ピニオン及び第2ピニオンには施錠作動の完了時遊星歯車との噛み合いを解くためにそれぞれ第1切離し手段及び第2切離し手段が設けてあること;第1ラック及び第2ラックには錠箱に枢支されて両ラックを互に上下逆方向に変位させる中間伝動歯車が噛み合わせてあること;セクターギア部及びカム部を有する回動部材を錠箱に枢支すると共に、セクターギア部は第1ラックに噛み合わせること;前記のカム部に当接し、そのカム部の回動により解錠位置と施錠位置との間を摺動できるようにした第1作動部材及び第2作動部材を設けること;第1作動部材と第2作動部材との間には連結手段及び逃がしばねを介在させること;第2作動部材に上記ロッドの基端を取り付けること;錠箱に枢着され施錠時第2作動部材を選択的に係止する係止レバー及び第2作動部材に枢着されカム部の回動により第2作動部材に対する係止レバーの係脱を制御する制御レバーを備えること;及び、中間伝動歯車又は回動部材に引戸に設けられたシリンダ錠のテイルピース及び/又はサムターンを連係させてあることを構成条件とする引戸用電気錠。
IPC (3件):
E05B 47/00
, E05B 65/08
, E05C 1/06
FI (3件):
E05B 47/00 J
, E05B 65/08 Y
, E05C 1/06 B
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