特許
J-GLOBAL ID:200903039728650175

電力取引評価支援システムと方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-349726
公開番号(公開出願番号):特開2007-159239
出願日: 2005年12月02日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】電力の需給バランスと送電線容量や発電設備の制約を考慮した電力取引シミュレーションを長期間に亘って高精度に行い、入札条件の違いによる取引結果と収益の評価を支援する。【解決手段】評価期間設定部11は、対象とする評価期間を設定する。発電計画部12は発電計画を作成し、入札計画部13は入札計画を作成し、電力市場取引決定部14は取引量と取引価格を決定し、日間発電計画部15は取引想定日の日間発電計画を作成する。収益計算部16は、取引量および取引価格と取引想定日の日間発電計画に基づいて収益計算を実行し、設備評価部17は収益計算結果と電源データに基づいて発電設備毎の収益を評価する。シナリオ評価部5は、データ管理部4で条件の差異を考慮して設定され、選択された複数のデータセットに基づいて、データセット毎に、演算部1により電力取引シミュレーションを行わせ、その結果を条件の差異に基づいて評価する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンピュータを利用して、電力市場における電力取引を仮想的に実現する電力取引評価支援システムにおいて、 前記コンピュータは、 電力取引シミュレーションを行う演算手段と、 前記電力取引シミュレーションで用いるデータを管理するデータ管理手段と、 前記電力取引シミュレーションの結果を評価するシナリオ評価手段と、 計算結果を保存する記憶手段と、 データの入力および結果表示を行うインタフェース手段を備え、 前記演算手段は、 前記電力取引の評価期間を設定する評価期間設定手段と、 需要想定データと電源データに基づいて発電計画を作成する発電計画手段と、 前記発電計画手段により作成された前記発電計画から前記電力市場への入札量と入札価格を決定して入札計画を作成する入札計画手段と、 前記入札計画手段により作成された前記入札量と前記入札価格に基づいて取引量と取引価格を決定する電力市場取引決定手段と、 前記需要想定データ、前記電源データ、および前記電力市場取引決定手段により決定された前記取引量に基づいて、取引想定日の日間発電計画を作成する日間発電計画手段と、 前記電力市場取引決定手段により決定された前記取引量および前記取引価格と、前記日間発電計画手段により作成された前記取引想定日の前記日間発電計画に基づいて、収益計算を実行する収益計算手段と、 前記収益計算手段による収益計算結果と前記電源データに基づいて発電設備毎の収益を評価する設備評価手段を備え、 前記データ管理手段は、 少なくとも前記評価期間設定手段、前記発電計画手段、前記入札計画手段、および前記日間発電計画手段を含み、電力取引を仮想的に実現するために、何らかの計画を作成するかまたは計画内容に影響を与える何らかのデータを設定あるいは予測する全ての手段を、実現要素決定手段と定義した場合に、各実現要素決定手段に対して、条件の差異を考慮した複数のデータセットを設定するデータセット設定手段と、 前記差異を考慮する各条件毎に、前記データセット設定手段により設定された各前記複数のデータセットからデータセットを1つずつ逐次選択することで、全ての条件に対するデータセットの組み合わせを1つずつ逐次選択するデータセット選択手段を備え、 前記シナリオ評価手段は、前記データセット設定手段により設定され、前記データセット選択手段により選択された複数のデータセットに基づいて、データセット毎に、前記演算手段の前記発電計画手段、前記入札計画手段、前記電力市場取引決定手段、前記日間発電計画手段、前記収益計算手段、前記設備評価手段により、前記電力取引シミュレーションを構成する各処理を行わせ、その結果を前記条件の差異に基づいて評価するように構成されている ことを特徴とする電力取引評価支援システム。
IPC (3件):
H02J 3/00 ,  G06Q 30/00 ,  G06Q 50/00
FI (4件):
H02J3/00 G ,  G06F17/60 316 ,  G06F17/60 110 ,  H02J3/00 J
Fターム (5件):
5G066AA02 ,  5G066AA04 ,  5G066AA05 ,  5G066AE05 ,  5G066AE09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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