特許
J-GLOBAL ID:200903039732425100

スクロール圧縮機を用いたヒートポンプ式空調機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-035191
公開番号(公開出願番号):特開平5-231354
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 スクロール圧縮機を用いるヒートポンプ式空調機において、圧縮機の吐出ガス流量、吐出ガス温度、吐出ガス圧力を制御し、暖房起動時等に暖房能力を増加させる。また定常運転時に吐出ガス温度を制御し、圧縮機の各部品や軸受の信頼性を向上させる。【構成】 スクロール圧縮機の固定スクロール5の台板に、吸入室と非連通状態下の固定・旋回両スクロールのラップ間の密閉空間と連通する1対のバイパス導通孔7を設ける。そして、凝縮器17出口側液配管21及び圧縮機吐出側ガス配管22と該バイパス導通孔7を、それぞれ減圧手段23a,23b及び開閉弁24a,24bを介して連通させる。【効果】 暖房起動等の暖房能力不足時に開閉弁24a,24bを開くことにより、圧縮機の吐出ガス流量を増し且つ吐出ガス温度を上昇させて暖房能力を向上することができる。
請求項(抜粋):
台板とそれに直立した一体的な渦巻状のラップとから各々なり且つ互いにラップを噛み合せて配置した固定スクロールおよび旋回スクロールを有するスクロール圧縮機を用いたヒートポンプ式空調機において、スクロール圧縮機の固定スクロールの台板に、該圧縮機の吸入室との非連通状態にある前記両スクロールのラップ間の密閉空間と連通し且つ直径が前記ラップの厚さよりも小さい1対のバイパス導通孔を、ラップ側面近傍に穿設し、該1対のバイパス導通孔の両方を、凝縮器出口側配管と圧縮機吐出側配管とに、それぞれ、開閉弁および減圧手段を介して連通させたことを特徴とする、スクロール圧縮機を用いたヒートポンプ式空調機の制御装置。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/10 311

前のページに戻る