特許

J-GLOBAL ID：200903039736872918

スクロール型無給油式流体機械

発明者： 大嶋 汎信 ,  松森 裕之
出願人/特許権者： 三洋電機株式会社
代理人 (1件)： 雨笠 敬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-024855
公開番号（公開出願番号）：特開平7-217558
出願日： 1994年01月27日
公開日（公表日）： 1995年08月15日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 揺動スクロールの転覆を防止し、背圧を小さくして、両スクロールの摩擦や入力増加を防止する。【構成】 鏡板8とラップ10とを有する固定スクロール6と、鏡板11とラップ12を有する揺動スクロール7と、揺動スクロールの回転軸18と、バランスウェイト26と、揺動スクロール7を固定スクロール6に対し円軌道上を公転させるオルダム継手33とを備える。両スクロール6、7間で形成された圧縮空間14を外方から内方へ向かって縮小させてガスを圧縮する。バランスウエイト26の揺動スクロール7側の面に凹溝27を設け、凹溝27に揺動スクロール7と僅かな隙間を介して転がり方向がバランスウエイト26の回転方向に沿ったローラベアリング22を設ける。

請求項（抜粋）：

鏡板とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する固定スクロールと、鏡板とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップを有する揺動スクロールと、この揺動スクロールに回転力を伝える回転軸と、この回転軸に設けられ揺動スクロールの不平衡力とバランスさせるバランスウェイトと、この揺動スクロールを前記固定スクロールに対して自転しないように円軌道上を公転させるオルダム継手とを備え、前記両スクロール間で形成された圧縮空間を外方から内方へ向かって次第に縮小させて空気等のガスを圧縮するスクロール型無給油式流体機械において、前記バランスウエイトの前記揺動スクロール側の面に凹溝を設け、この凹溝に前記揺動スクロールと僅かな隙間を介して転がり方向がバランスウエイトの回転方向に沿ったローラベアリングを設けたことを特徴とするスクロール型無給油式流体機械。