特許
J-GLOBAL ID:200903039754314302

データベース管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020969
公開番号(公開出願番号):特開平5-216728
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、データベース管理システムにおける排他制御とメモリ制御方式に関し、特にデータを更新する処理とデータのコピーを参照する処理をデータに矛盾が生じないように並行処理させることにある。また、データのコピーのオーバヘッドを削減することを目的とする。【構成】データの参照権を他からの当該データに対する更新を許す更新権と共存できる弱い参照権に切り替える事を実現する排他制御3と、弱い参照権を持つ処理にはデータのコピーを参照させつつ、データの更新を許すデータ管理2と、ロックテーブル4と、データメモリ5を備えるようにする。【効果】メモリ管理2がデータメモリ5におけるデータとそのコピーを使い分けることによりデータの参照と更新を同時に可能とした。これにより、コピーのオーバヘッドが削減でき、システムの処理能力が向上する。また、排他制御3がロックテーブル4によりデータに矛盾の生じるのを防止している。
請求項(抜粋):
データ識別子を指定してデータの更新権または参照権の確保を要求する動作および該データ識別子に対応するデータの更新または参照を要求する動作を含む一連の処理を行なうトランザクション処理が、これらの動作を要求するデータベース管理システムであって、データ識別子に対応するデータを記憶する記憶手段と、データ識別子を指定したデータの更新が要求された場合は、該データ識別子にすでに他のトランザクション処理から参照権が確保されているか否かを判別し、確保されているときは該データ識別子に対応するデータのコピーを上記記憶手段に作成し、以後上記他のトランザクション処理からの参照要求に対しては該コピーを参照させる管理手段とを備えたことを特徴とするデータベース管理システム。

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