特許
J-GLOBAL ID:200903039756372610
光記録媒体と光記録媒体用保護膜
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310467
公開番号(公開出願番号):特開平5-144082
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 レ-ザ光等の照射により熱的に記録薄膜の光学的な状態を変化させて情報を記録および消去する媒体において、熱伝導率の大きい保護層を用いることにより、非晶質化された記録マーク部の温度と消去のための結晶化温度の差を小さくすることができるものであり、記録消去のサイクル特性および消去のパワーマージン特性の向上した情報記録媒体を提供することを目的とする。【構成】 熱伝導率の大きい第四、第五の保護層を用いることにより、レ-ザ光等による照射の熱が基板の周方向ではなく基板の面方向に熱が逃げ、それにより記録マーク部のセンターと記録マーク部の端の温度差が小さくなり、記録消去特性および消去のパワーマージンを広げることが出来るものである。
請求項(抜粋):
透明基板の一方の面に、第一の保護膜、第二の保護膜、第三の保護膜、レ-ザ光の照射により、そのエネルギ-を吸収して昇温し、溶融し、急冷し、非晶質化する性質と、非晶質の状態を昇温することにより、結晶化する性質を有する記録薄膜、第四の保護膜、第五の保護膜、第六の保護膜、反射層を順次形成した光記録媒体であって、前記第一、第三、第四、第六の保護膜は、ZnSとSiO2との混合膜であり、第二、第五の保護膜は第一、第三、第四、第六の保護膜よりも熱伝導率の大きい材料からなることを特徴とする光記録媒体。
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