特許
J-GLOBAL ID:200903039757964766

車両のヒートパイプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-301283
公開番号(公開出願番号):特開2000-130968
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 簡単かつ低コストで、例え、目的昇温部位に加えられる熱量がエンジンの発生出力に伴って大きくなっても輸送する熱量を最適にする。【解決手段】 ヒートパイプ本体10の蒸発部11は排気管5内で車体前後方向に配設され、ヒートパイプ本体10の凝縮部12はATFの循環ラインの所定部位を目的昇温部位9として設けられている。蒸発部11は、後端が作動流体13の入口11aとして形成され、前端が作動流体13の出口11bとして形成され、入口11aと出口11bとの間のパイプ外周には複数枚の熱交換用フィン11cが周設されている。このため、登坂走行或いは加速走行では、凝縮液13bは前方の蒸発部11の管内全域に流れていけず蒸発部11内後方に停滞させられ、凝縮液13bは蒸発部11後方の狭い範囲のみを熱交換領域とし、熱輸送量を減少させて適切な熱量とする。
請求項(抜粋):
エンジンの排気系に蒸発部を配設するとともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒートパイプ本体内の作動流体を利用して、上記エンジンの排気熱を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車両のヒートパイプ装置において、上記蒸発部を車両前後方向に配設し、上記凝縮部から上記蒸発部に戻る上記作動流体の入口を上記蒸発部の後方に形成するとともに、上記蒸発部から上記凝縮部への上記作動流体の出口を上記蒸発部の前方に形成したことを特徴とする車両のヒートパイプ装置。
IPC (4件):
F28D 15/02 ,  F28D 15/02 101 ,  F01N 5/02 ,  F01N 7/08
FI (5件):
F28D 15/02 Q ,  F28D 15/02 101 G ,  F01N 5/02 D ,  F01N 5/02 K ,  F01N 7/08 Z
Fターム (3件):
3G004AA01 ,  3G004DA09 ,  3G004DA14

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