特許
J-GLOBAL ID:200903039760605750

圧延金属板の多チャンネル自動超音波探傷方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305325
公開番号(公開出願番号):特開平9-145694
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 厚板、薄板など板材の超音波探傷における探傷結果の表示および記録を行う方法および装置を提供する。【解決手段】 多チャンネル自動超音波探傷装置を用いた圧延金属板の欠陥をCスコープ表示において、チャンネル毎に2周期分の欠陥有無出力の論理積をとり、複数周期分加算して表示用データとすることにより、外来ノイズの影響を受けない欠陥表示を行うことを可能とする。
請求項(抜粋):
圧延金属板の幅方向にN個の多数の超音波プローブを配列し、プローブ配列方向と略直角方向に圧延金属板を移送するか、あるいは超音波プローブを圧延金属板に対して走査しながら、各超音波プローブから周期的に超音波を送受信して行われる圧延金属板の多チャンネル自動超音波探傷方法において、前記超音波プローブに対して超音波送受信周期毎に受信信号と所定のスライスレベルとを比較して、欠陥の有無を示す2レベルの信号を得るとともに、k番目のプローブがi番目の送受信周期時に得た結果をCK,i とし、N個の超音波プローブの欠陥検出結果を示す下記の1行N列の行列CMi を作成する段階と、CMi =(C1,i ,C2,i ,C3,i ,......,CN-2,i ,CN-1,i ,CN,i )i番目の超音波送受信周期において得られる行列CMi と、1つ前の超音波送受信周期において得られる行列CMi-1 との対応する要素の間で論理積をとり、下記の行列CAi を得ることを各超音波送受信周期毎に繰り返す段階と、CAi =(A1,i ,A2,i ,A3,i ,......,AN-2,i ,AN-1,i ,AN,i )ただし、Aj,i =Cj,i ∧Cj,i-1 (j=1,2,......,N)連続するM+1(M≧1)回の超音波送受信において得られる行列CAi (i=p+1,p+2,p+3,......,p+M、但しpは特定の自然数)を加算して、下記の1行分の欠陥表示用行列Dp,M を得て、Dp,M =(A1,p+1 +A1,p+2 +......+A1,p+M ,A2,p+1 +A2,p+2 +......+A2,p+M ,......,AN,p+1 +AN,p+2 +......+AN,p+M )該行列の各要素の値と表示輝度または濃度を比例させることによって、1つの行列を1本の輝度変調または濃度変調された線分として、2次元表示手段の1つの方向に平行に表示する段階と、M回の超音波送受信が終了する毎に、欠陥表示用行列の内容を示す輝度変調または濃度変調された線分を2次元表示手段に表示し、その表示位置を前記方向に対して垂直な方向に所定ピッチで移動させることにより、既に表示されている線分と並べて表示する段階と、からなることを特徴とする圧延金属板の多チャンネル自動超音波探傷方法。
IPC (4件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/22 502 ,  G01N 29/10 501 ,  G01N 29/26 501
FI (4件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/22 502 ,  G01N 29/10 501 ,  G01N 29/26 501

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