特許
J-GLOBAL ID:200903039776342504

並列プロセッサシステムおよびそれに適したパケット廃棄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053406
公開番号(公開出願番号):特開平7-262151
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 受信バッファ領域に空き領域がない場合に、多数のプロセッサユニット間のパケット転送が妨げられないようにする。【構成】 パケットを受信した場合に受信バッファ領域vに書き込むためのアドレスを生成し、また受信バッファ領域150に空き領域がないことを検出する受信バッファポインタ制御135、命令プロセッサ111からセット/リセットが行なえる廃棄指示ビット139、廃棄指示ビット139と受信バッファポインタ制御135から受信したパケットを受信バッファ領域150に書き込むか、書き込みを待たせるか、あるいは廃棄するかを判定する受信パケット廃棄判定140、および受信したパケットを受信パケット廃棄判定140に従い、受信バッファ領域150に書き込む制御を行なう受信制御141を設ける。【効果】 受信したパケットを格納する受信バッファ領域に空き領域がない場合や、受信プロセッサユニットで障害が発生し、パケットを受信できない場合に、受信プロセッサユニットで受信パケットの廃棄ができる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサユニットと、該複数のプロセッサユニットを相互に接続し、それらの間でデータを転送するネットワークとを有し、各プロセッサユニットは、命令を実行する命令プロセッサと、命令とデータを格納する主記憶と、該命令プロセッサの指示により該主記憶からデータを読みだし、該ネットワークにそのデータ及びパケットヘッダからなるパケットを転送する送信ユニットと、該ネットワークから送られてきたパケットを受信して、主記憶上に設けられた受信バッファに書き込む受信ユニットとを有し、該受信ユニットは、主記憶上に構成された受信バッファ領域に、該受信したパケットを保持するに必要な空き領域があるか否かを判定する受信バッファ制御と、受信したパケット内のデータを格納する大きさの空き領域が該受信バッファにないと該受信バッファ制御により判断されたとき、該受信したパケット内のデータを該受信バッファ領域に書き込まず、廃棄するパケット廃棄回路を有する並列プロセッサシステム。
IPC (2件):
G06F 15/163 ,  H04L 12/56
FI (2件):
G06F 15/16 310 V ,  H04L 11/20 102 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平2-022580
  • 特公昭63-039176

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