特許
J-GLOBAL ID:200903039782658637

カメラのミラーバウンド防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194414
公開番号(公開出願番号):特開平10-039410
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 メインミラーのミラーダウン時の動きに連動してサブミラーのバウンドをも防止し、バウンド時間を短縮して測距の開始時間を早める。【解決手段】 メインミラー1の保持枠2をミラーダウン位置に位置決めするメインミラー受け部材21と、その動きを制動するメイン側の制動レバー26とを設ける。サブミラー11の保持枠12をミラーダウン位置に位置決めするサブミラー受け部材14と、その動きを制動するサブ側の制動レバー32とを設ける。前記メイン側の制動レバーとサブミラー受け部材との間に、第1のばね手段25を掛け渡して設ける。また、サブ側の制動レバー部材とメインミラー受け部材との間に、第2のばね手段31を掛け渡して設ける。これらのばね手段により、サブミラー受け部材、メインミラー受け部材の運動に応じてメイン制動レバー、サブ制動レバーの制動力を増加させる。
請求項(抜粋):
撮影光路を遮る被写体の観察位置と撮影光路を開放する被写体の撮影位置との間に移動可能に設けた第1のミラー部材と、この第1のミラー部材が衝突することにより運動量のほとんどを受取って移動しこの第1のミラー部材を所定の位置に位置決めして動きを規制する第1のミラー受け部材と、この第1のミラー受け部材の動きを制動する第1の制動部材とを備えているカメラのミラーバウンド防止装置において、前記第1のミラー部材が被写体の観察位置にあるときにカメラ本体内のセンサ部に被写体からの光を導く第1の位置と、前記第1のミラー部材が被写体の撮影位置にあるときに撮影光路外に退避する第2の位置との間を、第1のミラー部材の移動に連動して移動するように設けた第2のミラー部材と、この第2のミラー部材を前記第1の位置に位置決めして動きを規制する第2のミラー受け部材と、前記第2のミラー部材がこの第2のミラー受け部材に衝突したときの動きを制動する第2の制動部材とを備え、前記第1の制動部材と前記第2のミラー受け部材との間に第1のばね手段を設けるとともに、前記第2の制動部材と前記第1のミラー受け部材との間に第2のばね手段を設け、前記第2のミラー受け部材、第1のミラー受け部材のいずれかの動きを前記第1、第2のばね手段を介して伝えることにより、第1の制動部材、第2の制動部材による制動力を増加させるように構成したことを特徴とするカメラのミラーバウンド防止装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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