特許
J-GLOBAL ID:200903039792071421

改善機能表面を有する3次元的で巨視的拡張織布の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523760
公開番号(公開出願番号):特表平11-501557
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】本発明は、第1の表面および第2の表面をもつ重合体材料のシートから成る改善機能表面を有した3次元的で巨視的な拡張されたウエブ(織布)(70)を形成するための次なる工程から成る方法を提供するものである。すなわち、予め設定されたオープンタイムを有した耐水性の樹脂質素材の離散・分離して成る沈殿・堆積物の複数がそのシートの第1表面の上に沈積する工程(即ちプリンティングステップ)。そのオープンタイムの期間中において、対応するフィブリル(小繊維)(54)の樹脂質素材の複数の沈殿・堆積物がその第1表面から上方に向かって引き延ばされる工程(即ちドローイングステップ)。樹脂質素材が養成・硬化された後、形成される形成構造体に接触するように、そのシートの第2表面がその形成構造体の上に供給される。この形成構造体は極めて多数の孔を呈し、これらの孔は反対側の表面に通じる構造に形成されて流体が相互に流通する。液体圧力の差がそのシートの厚さ方向に加えられ、この液体圧力差はそれらシートの領域の形成構造体における孔が裂けるに充分な大きさであると共に、フィブリル(54)の方向を実質的に維持する間にその形成構造体に従うようにするものである。それらプリンティングステップおよびドローイングステップは、好ましくは1つのスクリーン・プリンティングロールを経由して達成され、また上記液体圧力差は好ましくは高圧ジェット液体流から成ることが望ましい。
請求項(抜粋):
改善機能表面を有する3次元的で巨視的拡張織布を形成するための方法は、 1つの改善された機能表面を有する液体透過性のウエブ(織布)において、 前記ウエブは、好適にはポリエチレンフィルムの如き重合体材料のシートから成り、前記シートは第1表面および第2表面を有して成り、 前記プロセスは、 (a) 好適にはシリコン樹脂の如き耐水性の前記樹脂質の素材の離散・分離して成る前記沈殿・堆積物の複数を、好適にはスクリーン・プリンティングロールを経由して押印する(プリンティング)ステップと、 前記樹脂質の素材は予め設定されたオープンタイムを有し、 (b) 前記オープンタイムの期間中において、対応するフィブリル(小繊維)を形成するために、好適には前記スクリーン・プリンティングロールを経由して、前記樹脂質の素材の前記沈殿・堆積物を引き延ばす(ドローイング)ステップと、 (c) 好適にはエアー冷却システムを介して、前記樹脂質の素材を養成・硬化するカーリングステップと、 (d) 前記シートの前記第2表面が形成される形成構造体に接触するように、前記シートを前記形成構造体の上に供給する(フィーディング)ステップと、 前記形成構造体は極めて多数の孔を呈し、これらの孔が流体を相互に流通させて反対側の表面とつながる構造に形成されるステップと、 (e) 好適には、高圧ジェット液体流、更に好適には高圧ジェット水流から成る液体圧力差を前記シートの厚さ方向に横切って加える(アプライニング)ステップと、 前記液体圧力差は、これらのシートの領域において、前記形成構造体における前記孔を同時に裂き破るに充分な大きさであると共に、前記フィブリルの方向を実質的に維持する間に、前記形成構造体に従うようにすることを特徴とする、以上から成る各ステップを有することを特徴とする、改善機能表面を有する3次元的で巨視的拡張織布を形成するための形成方法。
IPC (4件):
A61F 13/15 ,  A61F 13/54 ,  D03D 13/00 ,  D04H 13/02
FI (4件):
A61F 13/18 310 Z ,  D03D 13/00 ,  D04H 13/02 ,  A41B 13/02 E

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