特許
J-GLOBAL ID:200903039793374762

線運動案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275141
公開番号(公開出願番号):特開平9-264322
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 容易且つ高精度に製造可能な線運動案内装置を提供する。【解決手段】 少なくとも1つの軸を持つ案内レールとこの案内レール上を軸方向に移動する少なくとも1つの案内キャリッジとを組み合わせた線運動案内装置において、案内キャリッジは環状転動体ユニットを介して案内レール上を軸方向に移動する。この案内キャッリジは案内キャリッジ用ケーシングとケーシング内に納められる、ケーシングとは別個に製造されたキャリッジ部材から成っている。案内キャリッジ用ケーシングは、軸方向に略平行で、転動体ユニットに隣接する側面部を少なくとも1つ及び軸に略垂直で湾曲転動集合体に隣接する端板を少なくとも1つ有している。この場合、支持転動集合体はキャリッジ部材と係合するものとする。
請求項(抜粋):
軸線(12)を有する案内レール(10)と、少なくとも1つの環状転動体ユニット(32)を介して前記案内レール(10)上を前記軸線(12)方向に移動自在な少なくとも1つの案内キャリッジ(20)とよりなる線運動案内装置であって、前記転動体ユニット(32)は、案内レール(10)の支持転動体用レーン(18-18′)及び案内キャリッジ(20)の支持転動体用レーン(42)と同時に係合する一連の支持転動集合体(36)と、前記案内キャリッジ(20)の転動体逆進案内路(44)を移動する一連の逆進転動集合体(38)と、支持前進転動集合体(36)及び逆進転動集合体(38)の各端部を連結して前記案内キャリッジ(20)の案内面(46)内で走行する湾曲転動集合体(40)と、から成り、前記案内キャリッジ(20)は案内キャリッジ用ケーシング(48)と、該案内キャリッジ用ケーシング(48)内にこれとは別個に製造されて案内キャリッジ用ケーシング(48)内に収容されたキャリッジ部材(62)を有し、前記転動体ユニット(32)に隣接すると共に前記案内キャリッジ用ケーシング(48)の前記軸線に略平行な少なくとも1つのサイドパネル(50)と、前記軸線に略垂直な方向に前記湾曲転動集合体(40)に隣接した少なくとも1つの端板(52)を有し、前記一連の支持前進転動集合体(36)が前記キャリッジ部材(62)上を走行してなる線運動案内装置において、前記キャリッジ部材(62)及び案内キャリッジ用ケーシング(48)とは別個に製造された転向板(64)がキャリッジ部材(62)と端板(52)との間に前記軸線方向に挿入され、前記転向板(64)には案内面(46)の案内面(98)が形成され、前記転向板(64)及びキャリッジ部材(62)は案内キャリッジ用ケーシング(48)により正確な位置に互いに保持されることを特徴とするもの。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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