特許
J-GLOBAL ID:200903039797400318

プログラム仕様書自動生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京谷 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-297022
公開番号(公開出願番号):特開平6-149551
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 本来仕様書中には現れない一時変数をプログラム中から消去することにより、従来のものに較べて質の高い仕様書を自動的に生成すること。【構成】 入力されたプログラム1の構文を解析し、構文構造とデータ属性を得るとともに、そのデータ・フローを解析してデータ・フロー情報を得る(ステップS1,S2)。また、プログラム1中の一時変数の変数名を検出し、それらの一時変数と包含関係にあるデータを検出する(ステップS3,S4)。ついで、上記一時変数の参照箇所からデータの包含関係によって関連する変数の設定箇所までのデータ・フローをたどり、一時変数の用途(計算の中間結果保持、型変換、分割、合成、等)を判別し、消去可能な一時変数を消去する(ステップS5)。一時変数が消去された中間表現は自然言語記述に置き換えられ(ステップS6)、仕様書2を得る。
請求項(抜粋):
プログラムを解析して構文構造情報とデータ属性情報を作り出すとともに、プログラムのデータ・フローを解析し、データ・フロー情報を作り出し、上記構文構造情報、データ属性情報およびデータ・フロー情報に基づき、与えられたプログラムから仕様書を自動的に生成するプログラム仕様書自動生成方法において、データ属性情報からデータの包含関係を解析し、データ包含関係情報を作りだすとともに、プログラム中に含まれる一時変数を検出し、上記、構文構造情報、データ属性情報、データ・フロー情報およびデータ包含関係情報に基づき、検出されたプログラム中の一時変数の役割を判定し、一時変数が、計算の中間結果保持などの効率向上のためだけに用いられている場合、データの再定義により型変換に用いられている場合、データ構造の親子関係によってデータの分割に用いられている場合、もしくは、データ構造の親子関係によってデータの合成に用いられている場合に、その一時変数を消去することを特徴とするプログラム仕様書自動生成方法。

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