特許
J-GLOBAL ID:200903039803198860

閉鎖形断面柱と梁の接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317081
公開番号(公開出願番号):特開平11-148174
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】閉鎖形断面柱と梁の接合部において、鉄骨柱へのダイヤフラムやブラケットの溶接固定等を必要とせず、通し鉄骨柱に1ピースの鉄骨梁を直接接合でき、接合構造の品質の安定化とコストダウンを図り、鉄骨柱に増厚加工や補強板取付を施すことなく、鉄骨柱にボルト穴を設ける必要もなく、剛接合のラーメン構造を得ることができ、また太径ボルトの使用も可能とする。【解決手段】水平材3aを鉄骨柱1の周囲にバンド状に固定して水平枠体(柱側接合金物)3を構成し、梁側接合金物には先端に係止部(ナットやボルト頭)6を備えたパドルボルト4を用い、水平枠体3は、パドルボルト4の先端部を梁長手方向の直交方向から挿入可能で先端係止部を梁長手方向に係止可能な形状に形成し、パドルボルト4の平板部は梁フランジに重ねてボルト・ナットで緊締し、鉄骨柱1の側板と梁ウェブを連結し、剛接合のラーメン構造を構成する。
請求項(抜粋):
閉鎖形断面の鉄骨柱と鉄骨梁の接合部において、水平材を鉄骨柱の周囲にバンド状に固定して柱側の接合金物としての水平枠体を構成し、梁側の接合金物にはボルト部先端に係止部を備えた羽子板状ボルトを用い、前記水平枠体は、前記羽子板状ボルトのボルト部先端部を梁長手方向と直交する方向から挿入可能でボルト部先端の係止部を梁長手方向に係止可能な形状に形成し、この羽子板状ボルトの平板部は梁フランジに重ねてボルト・ナットで緊締し、鉄骨柱の側板と梁ウェブを連結してなることを特徴とする閉鎖形断面柱と梁の接合構造。
IPC (2件):
E04B 1/24 ,  E04B 1/58 508
FI (2件):
E04B 1/24 L ,  E04B 1/58 508 S

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