特許
J-GLOBAL ID:200903039806606480

合成樹脂製部材の摩擦接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089048
公開番号(公開出願番号):特開2000-280347
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】少ない実験データーの蓄積であっても、いろいろな径や肉厚が異なる被接合部材同士を確実に接合することができる摩擦接合方法を提供することを目的とする。【解決手段】合成樹脂製の2つの被接合部材を突き合わせ、一方の被接合部材を接合面に直交する軸を中心に回転させて接合面同士を摩擦させる溶融工程と、前記溶融工程終了後、一方の被接合部材を他方の被接合部材方向に移動させて、所定の圧力を保持しながら圧接する接合工程とを含む合成樹脂製部材の摩擦接合方法において、予め一つのある径の被接合部材同士の接合に適した溶融工程時の接合面の単位面積当たりにかかる圧力と、前記接合面における一方の被接合部材と他方の被接合部材との相対周速度を求め、これを基準圧力および基準周速度とし、他の径の被接合部材同士を摩擦接合する際に、前記基準圧力および基準周速度と一致させるように溶融工程を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
合成樹脂製の2つの被接合部材を、その接合面同士を突き合わせ、少なくとも一方の被接合部材を接合面に直交する軸を中心に回転させて接合面同士を摩擦させ、両接合面およびその近傍を摩擦熱によって溶融状態にする溶融工程と、前記溶融工程終了後、一方の被接合部材を他方の被接合部材方向に相対移動させて、溶融状態になった両接合面およびその近傍を所定の圧力を保持しながら圧接する接合工程とを含む合成樹脂製部材の摩擦接合方法において、予め一つのある径の被接合部材同士の接合に適した溶融工程時の接合面の単位面積当たりにかかる圧力と、前記接合面における一方の被接合部材と他方の被接合部材との相対周速度を求め、これを基準圧力および基準周速度とし、他の径の被接合部材同士を摩擦接合する際に、前記基準圧力および基準周速度と一致させるように溶融工程を行うことを特徴とする合成樹脂製部材の摩擦接合方法。
IPC (3件):
B29C 65/06 ,  B29K 23:00 ,  B29L 23:00
Fターム (13件):
4F211AA05 ,  4F211AC00 ,  4F211AG08 ,  4F211AH81 ,  4F211AP02 ,  4F211AP07 ,  4F211AR02 ,  4F211AR08 ,  4F211TA01 ,  4F211TC01 ,  4F211TC11 ,  4F211TN21 ,  4F211TQ01

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