特許
J-GLOBAL ID:200903039815643800
ディジタル移動電話の高周波回路構成
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186287
公開番号(公開出願番号):特開平6-209235
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 広く一般的に適用可能な、ディジタル移動電話用汎用高周波回路構成を提供することを目的とする。【構成】 フェーズロック回路(PLL1からPLL3)と、移動電話のプロセッサによって(×1/×2選択信号およびシンセ選択信号/データによって)制御可能となされた乗算器手段(11、12)とを具備している。VCO発振器(61、62)の第2高調波あるいは基本周波数のいずれかが乗算器手段によって選択される。これによって、それぞれのセルラネットワークの必要に応じて、シンセサイザー回路(UHF1、UHF2、UHF3)の周波数を互いに独立に設定することが可能である。好適には、主要な回路は4つの集積回路(IC1からIC4)に集積化される。
請求項(抜粋):
ディジタル移動電話の高周波回路構成において、該回路が、受信ブランチの第1のミクサ(31)を具備し、その第1の入力(RF)が受信高周波信号であり、その第2の入力(LO)が第1の局部発振器信号であり、その出力が受信信号処理回路に導かれる中間周波信号(IF)となっており、またさらに、送信ブランチの第2のミクサ(14)を具備し、その第1の入力が送信すべきディジタル変調信号であり、その第2の入力が第2の局部発振器信号であり、その出力が送信信号として増幅(51)した後に電波(ANT)として送信すべき信号となっており、これによって、局部発振器信号の周波数がUHF帯(UHF1、UHF2)のシンセサイザー回路内において形成され、また、ディジタル変調信号がVHF帯シンセサイザー回路(VHF)において形成された周波数と混合された信号(I/Q)となるようになされ、または、これによって、局部発振器信号と混合されたアナログ変調信号が直接に送信信号となるようになされているディジタル移動電話の高周波回路構成において、該回路が、シンセサイザー回路のすべてのPLLループ回路(21から23)が、移動電話の同一の基準発振器(71)周波数にロックされており、また、いずれの場合においても、乗算器手段(11、12)がUHF帯シンセサイザー回路(UHF1、UHF2)の出力に具備されており、その乗数を第1の制御信号(×1/×2選択)によって設定することによって、移動電話の送受信周波数帯を変更することが可能になされていることを特徴とする回路構成。
IPC (3件):
H03J 5/00
, H04B 1/40
, H04B 7/26
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