特許
J-GLOBAL ID:200903039815986856
癌治療のための自己消滅型ベクター
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山田 行一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-562540
公開番号(公開出願番号):特表2002-522033
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】本発明は、正常細胞と形質転換細胞との遺伝的差異の結果として、後者を選択的に殺す、癌治療のためのベクターに関する。腫瘍細胞中で変異して、そのため不活性である転写因子によって、および少なくとも一つのリコンビナーゼ特異的な標的配列によって挟まれた自殺遺伝子によっても、その発現が制御されているウイルス性、または非ウイルス性発現ベクター中に配列特異的リコンビナーゼを組込むことによって、前記が可能となる。転写因子を介して配列特異的リコンビナーゼが活性化されることから、前記ベクターが自殺遺伝子と共に非形質転換細胞から排除される。しかしながら、転写因子が不活性であり、自殺遺伝子を発現する腫瘍細胞からは、ベクターが排除されない。対応するプロドラッグと接触の後に、これらの細胞は選択的に殺されてしまう。
請求項(抜粋):
以下の(a)〜(c)を含んで成る組換えベクター。(a)リコンビナーゼをコードする配列と、それに機能するべく連結され、1つまたは複数の転写因子による活性化に依存する最小プロモーターMPと、転写因子結合部位と、選択肢としてポリアデニル化配列とを含む、少なくとも1つの第1転写カセット;(b)自殺遺伝子と、それに機能するべく連結されたプロモーターPと、選択肢としてポリアデニル化配列とを含む、少なくとも1つの第2転写カセット;そして(c)リコンビナーゼ標的配列を含む5’隣接配列および/または3’隣接配列。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA
, A61K 35/76
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 5/10
FI (5件):
A61K 35/76
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 15/00 ZNA A
, C12N 5/00 B
Fターム (30件):
4B024AA01
, 4B024CA02
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024EA02
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4B065AA90
, 4B065AB04
, 4B065BA02
, 4B065CA23
, 4B065CA44
, 4C084AA13
, 4C084NA05
, 4C084NA06
, 4C084NA07
, 4C084NA10
, 4C084ZB212
, 4C084ZB262
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC83
, 4C087CA12
, 4C087NA05
, 4C087NA06
, 4C087NA07
, 4C087NA10
, 4C087ZB21
, 4C087ZB26
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