特許
J-GLOBAL ID:200903039820519042

ダイカストマシンの射出制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307893
公開番号(公開出願番号):特開平10-146664
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 昇圧動作の際に油圧に基づく適切なフィードバック制御を行って、高速鋳造や低精度の金型でもバリのない高品質なダイカスト製品を生産できるダイカストマシンの射出制御方法および装置を提供すること。【解決手段】 昇圧制御弁21を流量可変式とし、昇圧制御部41に昇圧動作時の時間経過と圧力との対応をバリ臨界曲線に応じた圧力制御設定曲線として設定しておき、圧力センサ3637で射出シリンダ装置10の昇圧動作時の圧力を検出してフィードバックさせる。これにより、バリ臨界曲線に応じた昇圧動作の制御によりバリの発生を未然に防止することができ、かつ圧力フィードバックにより異なる鋳造型への対応も容易となり、簡単に高品質のダイカスト製品の生産ができるようになる。
請求項(抜粋):
鋳造型に溶湯を射出する射出プランジャと、前記射出プランジャを駆動する射出シリンダ装置と、前記射出シリンダ装置に与える油圧を昇圧させる昇圧シリンダ装置とを有する昇圧方式のダイカストマシンの射出制御方法であって、前記昇圧シリンダ装置への作動油の流量を制御するメインスプールを有しかつ逆止弁機能を有する流量制御弁と、前記射出シリンダ装置の圧力を検出する圧力検出手段と、所定のプログラムに基づいて動作しかつ前記圧力検出手段で検出される圧力を参照して前記流量制御弁のメインスプールを定量的に制御する昇圧制御装置とを用い、前記昇圧シリンダ装置による昇圧動作の間の鋳造圧力と昇圧時間との関係を前記鋳造型にバリが生じない所定の臨界曲線に沿った任意の曲線に従って設定しておき、前記昇圧動作の間に前記圧力検出手段で検出される圧力が前記任意の曲線に従うように前記メインスプールを全開から最終開度までの間の任意の開度に制御することを特徴とするダイカストマシンの射出制御方法。
IPC (4件):
B22D 17/32 ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/82 ,  B29C 45/53
FI (6件):
B22D 17/32 B ,  B22D 17/32 G ,  B22D 17/32 H ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/82 ,  B29C 45/53
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る