特許
J-GLOBAL ID:200903039822374009

内燃機関の吸気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321710
公開番号(公開出願番号):特開平9-158754
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】吸気制御弁を有する内燃機関の吸気制御装置において、車両の減速後、定常又は加速状態へ移行する際のドライバビリティの悪化を防止する。【解決手段】スロットルバルブ8下流のサージタンク9とインジェクタ4との間の吸気通路2内には、アクチュエータ20により開閉される吸気制御弁19が設けられる。電子制御装置(ECU)41は、車両の減速時には吸気制御弁19が比較的早く閉弁され、加速時には比較的遅く閉弁されるよう制御する。また、車両が減速された場合において、ECU41は、吸気バルブ5の閉弁後、ISCV11を開き、バイパス吸気通路10を通じて吸気通路2内に空気を供給する。このため、サージタンク9内の圧力がさほど低下せず、吸気通路2内の空気量が所望の空気量に到達するまでの間にさほど時間を要しず、吸入空気量が不足してしまうことがない。
請求項(抜粋):
車両に搭載された内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気バルブと、前記吸気通路の途中に位置するサージタンクの上流側に設けられたスロットルバルブと、前記サージタンクの下流側において、前記吸気通路に設けられた吸気制御弁と、前記吸気制御弁を開閉するためのアクチュエータと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記アクチュエータを制御する吸気制御手段とを備えた内燃機関の吸気制御装置であって、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記吸気制御弁の目標閉タイミングを算出するものであって、少なくとも前記車両が減速された場合には、前記吸気制御弁の目標閉タイミングが前記車両の定常時及び加速時よりも早くなるよう設定する目標閉弁時期算出手段と、前記目標閉弁時期算出手段により算出された目標閉タイミングに基づき、前記吸気制御弁を閉弁すべく前記アクチュエータを制御する閉弁制御手段と、前記車両が減速された場合において、前記吸気バルブの閉弁後、少なくとも前記スロットル弁下流から前記吸気制御弁までの間の吸気通路内に空気を供給する吸気量増加手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 315 ,  F02B 29/08 ,  F02D 9/02 361 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/12 315 ,  F02D 41/14 320
FI (6件):
F02D 41/04 315 ,  F02B 29/08 D ,  F02D 9/02 361 H ,  F02D 29/00 Z ,  F02D 41/12 315 ,  F02D 41/14 320 C

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