特許
J-GLOBAL ID:200903039825100260

ポリビニルアセタール樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-006683
公開番号(公開出願番号):特開平6-211920
出願日: 1993年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 樹脂の熱安定性や透明性などの物性になんら影響を与えることなく、樹脂粒子の凝集、合着、粗大化を防止し、品質の安定したポリビニルアセタール樹脂を製造する。【構成】 ポリビニルアルコールとアルデヒドとを酸触媒を用いて反応させ、析出する樹脂粒子のスラリーをアルカリで中和してポリビニルアセタール樹脂を製造する方法において、水溶性ポリエーテル変性シリコンオイルの存在下で上記の反応又は樹脂粒子の析出又は中和を行う。水溶性ポリエーテル変性シリコンオイルは、樹脂粒子の凝集、合着、粗大化を防止する。また、水溶性ポリエーテル変性シリコンオイルが樹脂粒子中に残留していても、従来のラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤を用いる方法に比べて、樹脂の熱安定性や透明性などの物性になんら影響を与えることがない。
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコールとアルデヒドとを酸触媒を用いて反応させ、樹脂粒子を析出させて樹脂粒子のスラリーを形成し、この樹脂粒子のスラリーをアルカリで中和してポリビニルアセタール樹脂を製造する方法において、水溶性ポリエーテル変性シリコンオイルの存在下で上記の反応又は樹脂粒子の析出又は中和を行うことを特徴とするポリビニルアセタール樹脂の製造方法。

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