特許
J-GLOBAL ID:200903039825282431

液体容器の開閉蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 正美 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200405
公開番号(公開出願番号):特開平9-030554
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 蓋を片方の手だけで、ワンタッチで開閉操作でき、かつ蓋を閉じた状態で完全に密封でき、しかも廉価に供給し得る液体容器の開閉蓋を提供すること。【構成】 シール用シート4と、第1の筒体5と、第2の筒体20と、キャップ26とを備え、第1の筒体5を液体容器1の口部2に螺着可能に形成し、第1の筒体5の首部8には予め決められた範囲h内で第2の筒体20を軸方向に蓋の閉状態と開状態とにスライドさせ得るスライド領域14を形成し、第1の筒体5の頭部9にはボタン型のランド部17と、このランド部17の周りに形成された液体用の第1の注ぎ口19とを設け、第2の筒体20を第1の筒体5のスライド領域14に蓋の閉状態と開状態とにスライド可能に嵌着するとともに、蓋の閉状態で第1の筒体5の首部8に摩擦的に結合可能に形成し、第2の筒体20の天井面の中央部には液体用の第2の注ぎ口25を有するフランジ24を設け、蓋を閉じた状態で第2の筒体20にキャップ26を被嵌した。
請求項(抜粋):
シール用シート4と、第1の筒体5と、第2の筒体20と、キャップ26とを備え、前記シール用シート4を液体容器1の口部2の端面に剥離可能に張り付け、前記第1の筒体5を液体容器1の口部2に螺着可能に形成し、第1の筒体5の首部8には予め決められた範囲h内で第2の筒体20を軸方向に蓋の閉状態と開状態とにスライドさせ得るスライド領域14を形成し、第1の筒体5の頭部9にはボタン型のランド部17と、このランド部17の周りに形成された液体用の第1の注ぎ口19とを設け、前記第2の筒体20を第1の筒体5のスライド領域14に蓋の閉状態と開状態とにスライド可能に嵌着するとともに、蓋の閉状態で第1の筒体5の首部8に摩擦的に結合可能に形成し、第2の筒体20の天井面の中央部には液体用の第2の注ぎ口25を有するフランジ24を設け、前記第2の筒体20を蓋の閉方向にスライドさせたときは第1の筒体5の頭部9のランド部17の周縁部に第2の筒体20のフランジ24が圧接されて第1の注ぎ口19と第2の注ぎ口25間が密閉され、第2の筒体20を蓋の開方向にスライドさせたときは前記ランド部17から前記フランジ24が離れ、第1の注ぎ口19と第2の注ぎ口25とが開通するように構成し、前記キャップ26を少なくとも第1の筒体5に摩擦的に結合された状態で第2の筒体20を覆い得る形状に形成し、かつ被嵌した、ことを特徴とする液体容器の開閉蓋。

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