特許
J-GLOBAL ID:200903039833794727

車載ナビゲーションシステムにおける地図表示処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船橋 國則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107722
公開番号(公開出願番号):特開平6-294663
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 ビデオメモリの容量を増大することなく、地図縮尺切替え時における処理速度の短縮化を可能とした車載ナビゲーションシステムにおける地図表示処理方法を提供する。【構成】 走行中の車両の停止を検知すると(ステップS1)、表示地図とは異なる縮尺で、自車位置を含む一定範囲の地域の異縮尺地図データの一部をCD-ROMから読み込んでビデオメモリ上に展開する(ステップS2)。そして、地図縮尺切替え要求があると(ステップS3)、残りの異縮尺地図データをCD-ROMから読み込んでビデオメモリ上に展開し(ステップS4)、この新たな縮尺の地図データに基づいて自車位置を中心とする地図の表示を行う(ステップS5〜S7)。
請求項(抜粋):
複数の縮尺地図の地図データを記憶した記憶媒体と、ビデオメモリと、車両の現在地を認識しつつその現在地を含む一定範囲の地域の地図データを前記記憶媒体から読み込みかつ展開して前記ビデオメモリに一時的に格納するシステム制御部と、前記ビデオメモリに格納された地図データに基づいて車両の現在地を含む地図を画面上に表示する表示制御部とを備えた車載ナビゲーションシステムにおいて、前記記憶媒体から読み込んだ地図データを車両の現在地を含む地域及びその周辺の複数の地域の地図データに展開し、これら複数の地域の地図データを前記ビデオメモリの複数の領域に対応して格納し、車両の現在地を中心とする地図を前記ビデオメモリに格納された複数の地域の地図データに基づいて画面表示する地図表示処理方法であって、走行中の車両の停止を監視し、車両の停止を検知したら、表示画面とは異なる縮尺でかつ車両の現在地を含む一定範囲の地域の異縮尺地図データの一部を前記記憶媒体から読み込みかつ展開して前記ビデオメモリの複数の領域のうち表示画面に対応した領域及び車両の進行方向における一部領域を除く領域にあらかじめ格納し、縮尺切替え要求があったとき、前記異縮尺地図データの残りを前記記憶媒体から読み込みかつ展開して前記ビデオメモリの残りの領域に格納し、しかる後、前記ビデオメモリに格納された新たな縮尺地図データに基づいて車両の現在地を中心とする地図を表示することを特徴とする地図表示処理方法。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10

前のページに戻る