特許
J-GLOBAL ID:200903039834007150

適応識別とそれに関する適応エコーキャンセラのための方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243872
公開番号(公開出願番号):特開平9-139696
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 入力信号に対するシステムの応答を推定する方法、ゲインの適応変化に基づくエコーの抑圧方法を提案する。【解決手段】 一方で入力信号が、他方で、その一成分が入力信号に対する応答である観察信号が受け取られる適応識別装置16が設けられ、誤差信号は、システム10の応答を表す識別フィルタ18によってフィルタされた入力信号を観察信号から減算して決定され、識別フィルタの係数は、入力信号と誤差信号を考慮に入れて適応させられる。適応ステップサイズμtを考慮するなら、これはμt=a/(c+d・P2t/P1t)に従って変化され、a,cおよびdは正の定数を、P1tは入力信号のパワー推定量を、P2tは観察信号あるいは観察信号の外乱成分のパワー推定量を示す。変数μtは、エコーキャンセラのゲインに適応ゲインを適用するために用いることもできる。
請求項(抜粋):
入力信号(xt)に対するシステム(10)の応答を推定する適応識別方法であって、一方で前記入力信号を、他方で、その一成分が前記入力信号に対する前記応答である観察信号(yt)を受け取り、前記システムの応答を表す有限インパルス応答を有する識別フィルタ(18)によってフィルタにかけられた前記入力信号を前記観察信号から減算することによって誤差信号(et)を決定し、前記入力信号、前記誤差信号、および、適応ステップサイズを考慮に入れることによって前記識別フィルタの係数を適応させる各過程を有し、前記適応ステップサイズの値μtは、【数1】に従って変化され、この場合、a,cおよびdは正の定数を示し、P1tは当該瞬時における前記入力信号のパワーの推定量を示し、P2tは当該瞬時における前記観察信号あるいは前記観察信号の外乱成分のパワーの推定量を示すことを特徴とする適応識別方法。
IPC (5件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60 ,  G10K 11/178
FI (5件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/02 601 N ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60 C ,  G10K 11/16 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-081133
  • 特開昭60-240226
  • エコーキャンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-273924   出願人:富士通株式会社
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