特許
J-GLOBAL ID:200903039836487086
石炭ガス化発電装置及びその運転方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050564
公開番号(公開出願番号):特開平6-264760
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 石炭ガス化ガスを燃焼して得た燃焼ガスでガスタービンを駆動する発電装置に関し効率と脱硫率を高めた装置とする。【構成】 石炭ガス化炉1に石炭、加圧空気、水蒸気を供給し生成したガス化ガス50aを脱硫炉2へ導入する。脱硫炉では導入した石灰石400がガス化ガス中の硫黄化合物をCaSに変え脱硫する。ガス化ガスは脱塵装置3を経てコンバスタ6で燃焼し、燃焼ガスでガスタービン7を駆動する。空気圧縮機8で圧縮した加圧空気は1部コンバスタへ、残る1部はガス化炉へ、残りは酸化炉4内の空気予熱器5で加熱しコンバスタへ導きガスタービンに導入する。酸化炉には、ガス化炉からのチャーと脱硫炉からのCaS等を導入して燃焼させる。酸化炉の酸化用ガスは、ガスタービンの燃焼ガスの1部を使い酸化炉で発生するSO2 の量を低減する。ガスタービンの燃焼ガスの1部と酸化炉の燃焼ガスをスチームタービン発電装置の熱源として使う。
請求項(抜粋):
石炭と空気と水蒸気の供給を受け石炭ガス化ガスとチャーに転換するガス化炉、前記ガス化炉から前記石炭ガス化ガスを導入し連続的に供給される石灰石で形成させた石灰石流動層内で同石炭ガス化ガス中の硫黄化合物を前記石灰石中にCaSとして固定して脱硫する脱硫炉、前記脱硫炉から脱硫された石炭ガス化ガスを導入し同ガス中の粒子を除去する脱塵装置、加圧空気を送り出す空気圧縮機、前記脱塵装置から脱塵後の石炭ガス化ガスと前記空気圧縮機から加圧空気の1部とを導入し同石炭ガス化ガスを燃焼させ高温燃焼ガスを製造するコンバスタ、前記コンバスタから高温燃焼ガスを導入し同高温燃焼ガスのエネルギーを機械エネルギーへ転換しそのエネルギーで発電機と前記空気圧縮機を駆動するガスタービン、前記ガスタービンの燃焼ガスを分配するガス分配器、前記ガス化炉から前記チャーと、前記脱硫炉から前記CaSを含む石灰石と、前記脱塵装置から前記除去された粒子とを導入し、それら粒子を減圧するホッパー、前記ホッパーからチャーとCaSを含む固形物と前記ガス分配器から前記燃焼ガスとを導入し同燃焼ガス中の酸素により前記チャー中の未燃分を酸化すると共に前記固形物中のCaSをCaSO4 に転換する酸化炉であって、同酸化炉内には前記コンバスタへ導入される前記空気圧縮機からの加圧空気の1部を加熱する空気予熱器が付設されており、前記ガス分配器から前記燃焼ガスの供給を受けて水または水蒸気を加熱する排ガスボイラ、前記酸化炉からの燃焼ガスを導入し水または水蒸気を加熱する排ガスボイラ、及び前記2つの排ガスボイラによって得た過熱水蒸気で駆動されるスチームタービンと同スチームタービンで駆動されるスチームタービン発電装置を有することを特徴とする石炭ガス化発電装置。
IPC (5件):
F02C 3/28
, B01D 53/34 120
, C10J 3/46
, F01K 23/10
, F02C 6/18
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