特許
J-GLOBAL ID:200903039841057227

機械語翻訳装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-330815
公開番号(公開出願番号):特開平5-165650
出願日: 1991年12月13日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 自動的に特定領域にシンボルを定義するとともに、命令長を選択できるようにし、オブジェクトサイズを最小にする。【構成】 命令長の異なる複数のシンボル参照命令を有する機械語を翻訳する機械語翻訳装置において、ソース解析処理の後でシンボルの参照命令が使用される度にシンボル名と使用回数を特定領域に登録し、参照命令の最適化処理を行い、オブジェクトサイズが最小になるように参照命令を自動的に選択する。【効果】 ソース・プログラムの記述者自身が介在することなくオブジェクトサイズを小さくすることができる。
請求項(抜粋):
入力装置および出力装置に接続され、ソース・プログラムを中間コードに変換するソース解析処理部と、分岐命令を含むその他の命令の最適化処理を行う最適化処理部と、オブジェクトを生成するオブジェクト生成処理部とを備えた機械語翻訳装置において、シンボルの使用回数が記録される出力参照命令使用回数テーブルを設け、このシンボル参照命令使用回数テーブルにシンボルの使用回数を登録するシンボル参照命令使用回数テーブル作成部と、ある特定のシンボルを有限な特定領域に定義することにより、先頭アドレスを間接的に参照することで第一の命令長より短い命令長の第二の命令を有する機械語翻訳プログラムに仮の第三の命令を定義し、機械語翻訳プログラムの処理中にこの第三の命令が使用される度に、その命令と使用回数を前記シンボル参照命令使用回数テーブルに記憶させ、使用頻度が多い順に使用可能な第二命令の個数まで第三の命令を第二の命令に変換し、残りの第三の呼び出し命令を第一の命令に変換する参照命令最適化処理部とを備えたことを特徴とする機械語翻訳装置。

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