特許
J-GLOBAL ID:200903039843974588

振動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100468
公開番号(公開出願番号):特開平8-268532
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 水平方向及び垂直方向の振動系を共に、それらの共振周波数に等しい駆動周波数で駆動し、振動変位間の位相角を最適値に保持する楕円振動装置を提供する。【構成】 第1のコントローラ39は第1の移相器42、ハイゲインアンプ43振巾調節リミッタ44から成り、この出力は電磁石41に供給され、水平方向の機械振動系32が駆動される。この振動変位は検出器33で検出され、第2のコントローラ34は第2の移相器45、ハイゲインアンプ46、振巾調節リミッタ47から成り、その差出力は電力振巾器35に供給され、その出力は電磁石36に供給され、垂直方向の機械振動系37に供給される。この振動変位は検出器38で検出され、第1のコントローラ39に負帰還される。垂直方向の振動変位検出器38と第1のコントローラ39との間に180度の位相差が得られ、水平方向の振動変位検出器33と垂直方向の振動変位検出器38との間に60度の位相差が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも第1移相器、第1ハイゲインアンプ、第1飽和要素を有する第1制御器と、該第1制御器の出力を電力増巾する第1電力増巾器と、該第1電力増巾器の出力を受け第1方向の加振力を発生させる第1振動駆動子と、該第1振動駆動子の前記第1方向の加振力を受ける楕円振動機の第1振動系と、該楕円振動機の可動部の前記第1方向の振動変位を検出する第1振動変位検出手段と、少なくとも第2移相器、第2ハイゲインアンプ、第2飽和要素を有し、前記第1振動変位検出手段の出力を受ける第2制御器と、該第2制御器の出力を一方の入力端子で受ける比較器と、該比較器の出力を電力増巾する第2電力増巾器と、該第2電力増巾器の出力を受け前記第1方向とは垂直な第2方向の加振力を発生させる第2振動駆動子と、該第2振動駆動子の前記第2方向の加振力を受ける前記楕円振動機の第2振動系と、該楕円振動機の可動部の前記第2方向の振動変位を検出する第2振動変位検出手段、該第2振動変位検出手段の出力を受ける仮想付加ばね相当のゲインを有する増巾器と、該増巾器の出力を受け、前記第2振動駆動子の位相遅れを補償する位相補償器と、該位相補償器の出力を前記比較器の他方の入力端子に負帰還して、第1の閉ループを形成し、かつ前記第2振動変位検出手段の出力を前記第1制御器に負帰還する第2の閉ループを形成し、前記第1、第2振動系の共振周波数で第2振動変位検出手段と前記第1制御器との間を開とした場合のこれらの間の位相差が180度となり、前記第1振動系の変位と前記第2振動系の変位との位相差は、前記可動部の最適振動条件を達成するべき角度になるように前記第1、第2移相器の移相角度を決定し、前記第1、第2振動系を自励振動させ、共振状態で振動させるようにしたことを特徴とする振動装置。
IPC (5件):
B65G 27/32 ,  B06B 1/02 ,  B65G 27/24 ,  B65G 47/14 101 ,  G05D 19/02
FI (5件):
B65G 27/32 ,  B06B 1/02 A ,  B65G 27/24 ,  B65G 47/14 101 A ,  G05D 19/02 A

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