特許
J-GLOBAL ID:200903039844513495

電動弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153506
公開番号(公開出願番号):特開平9-317922
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、弁本体23の内面中心部にシール機構を備えたニードルのガイド部29を設けて回転子の振れを防止すると共に、ニードル28に均圧口を設けて冷媒の流入側と流出側との間に大きな差圧が生じても、ニードルにその差圧力が作用しないようにするのを目的とする。【構成】 本発明の電動弁は、弁本体23に円筒状の推進軸受け支え27を設けて推進軸受け24を固着し、弁本体23の内面中心部にはニードル28のガイド部29とシール機構30を設け、さらに弁軸22をニードル28とおねじとに分離させ該弁軸22の下端部に縦穴31を設け、該縦穴31内にニードル28を上下に摺動可能に固定し、前記ニードル28には流体出口33と弁軸の縦穴31とを貫通させる均圧孔34を設けると共に、弁軸22の縦穴31には横方向に貫通孔35を設け、前記シール機構30によりニードル28を気密的にシールしたものである。
請求項(抜粋):
モータの回転子21と一体である弁軸22の雄ねじと弁本体23に設けた推進軸受け24の雌ねじにより弁軸22を直進運動に変換させて弁本体23にある弁座25の開口度を制御する電動弁に於いて、弁本体23の上方には、壁面に貫通孔26を設けた円筒状の推進軸受け支え27を一体的に設けてその上方開口部に推進軸受け24を固着し、弁本体23の内面中心部には、弁座25とほぼ同径で若干大きいニードル28のガイド部29を設けると共に該ガイド部29にシール機構30を設け、前記弁軸22をニードル28とおねじとに分離させると共に、前記弁軸22の下端部に縦穴31を設け、該縦穴31内に内挿させた圧縮コイルばね32を介して前記ニードル28をかしめにて上下に摺動可能に固定し、前記ニードル28には、弁座25下の流体出口33と弁軸の縦穴31とを貫通させる均圧孔34を設けると共に、前記弁軸22の縦穴31には横方向に貫通孔35を設け、前記ガイド部29に設けたシール機構30によりニードル28のストレート部36を気密的にシールし、流体入口37につながる弁本体の流体入口室38と、推進ねじ室39とを分離するようにしたことを特徴とする電動弁。

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